眠れない
最近の悩みの種といえばそれだろうか
別に、何かに悩んでいる訳でも無い
何かに興奮している訳でもない
ただ単純に、眠れないというだけ
不眠症という訳ではないのだ
寝れるは寝れる
1時間くらいなら
不幸中の幸いとでも言うのか、俺はよく寝るもののロングスリーパーではない
故に、少しの徹夜ならば耐えられるが、生憎俺はここ1週間程寝れていない
一瞬反応が遅れた
幸い、バレてはいないようだった
適当に相槌を打ちながらそんなことを考える
朝ご飯が食べ終わり自由時間でやることを迷っていたところで、ショッピから声をかけられる
あまりにも突然の出来事に寝不足関係なく思考が停止する
ショッピから誘ってくるなんて珍しい
そのままこちらを見る目には「詮索するな」という意思が灯っていた気がしたので詳しくは聞かないでおいた
それにしても本当に珍しい
明日軽く槍でも降って来るのではないか
只今絶賛スマ〇ラ中
そして絶賛連敗中
全戦全敗
相変わらずムカつくな、こいつ
それにしても、疲れた
画面見過ぎたな
そのままショッピは部屋を出て行く
流石に1週間ほぼオールにゲーム3時間はきつかったか...
ベッドにそのままダイブする
あー段々意識が遠のく
瞼が重い
俺...もしかして___
一応ノックをしてから部屋に入る
ドアを開ければそこにはベッドに倒れるように眠る先輩が
口に出せば愚痴ばかりなものの、内心安心している自分もいる
前々から何となく、異変には気付いていた
それが確信に変わったのは昨日のこと
先輩はあんなに寝てるのに実はロングスリーパーではない
その体の仕組みについては後々脅しt(((
...質問していこうと思う
まあそれなりの期間体がもっているならばまあ寝不足だろうと、確信したのである
口に出た言葉が目の前の彼に聞こえていないかを確認する
もちろん彼は相変わらず寝ているが
机に置手紙を置いて、俺は部屋を立ち去った
横にある時計を見る
時計が指していたのは朝の6時
これは自分にとっても予想外...
ふらふらと歩いていると、机にある紙が目に留まる
『ちゃんと寝て下さい、クソ先輩。お大事に。
ショッピ』
ふっと微笑んで、俺は部屋を後にした
ごめんよ、遅れたぜ!
せめて尊死してくれ!












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!