注意 Endingのネタバレあり
尚、本来の答えが2つあったのですが
第三の答えを言ってしまったようです…(´・ω・`)
桐谷彩は血に塗れた顔で、ゆっくりとあなたの方へと振り返った。
…転がっているそれを見た
桐谷彩の母親だ。両手首と両足首をロープで縛られ、口には猿轡を噛まされている。
よく見るのであれば、頭皮が剥がれて前頭部の頭蓋骨が露出していることに気が付くだろ
う。その白く滑らかな表面には痛々しく鋸歯状(きょしじょう)の傷が刻まれており、相当暴
れたのか、顔面や周囲に夥しい量の血液が飛び散っていた。
一目見ただけで、既に事切れていることが分かる。
桐谷彩は俯いていた顔を上げ、あなたを見据える。
弱々しく紡がれた言葉は、声色に反して酷く重苦しさを孕んでいた。
この質問が今の彼女にとって、最も重要なものであるとあなたは確信する。
よく考え、慎重に答えなければならないだろう。
蒼は母親の死体を指差す
蒼は笑ってナイフを振りかざす
蒼は笑顔で、四肢を切り、肉と骨を切り離す
そして、袋に詰め込む
桐谷彩は驚いたように目を見開いた。
予想外の答えが返ってきたのか、言葉に詰まっているようだ。
静寂が訪れた室内に強い雨音が響く。
しかしやがて、彼女は唇を薄く開き「どうして」と小さく呟くだろう。
例のホテルシーン
母親を殺す前
いつまでも
雨に当たっているのどうかと思い
彼女を連れ、ホテルへ向かった
そう言いながら頭を撫でた
少し照れくさそうに、顔を逸らした
この小説では、シナリオのシーンを一部切り抜いただけです。
このシナリオ名は『Ending』
本来はハッピーエンドがありませんので
今回は特別に改変させて頂きました
とても、良いシナリオなので、是非一度やってみてください












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。