〜二人の家〜
僕は、二人に連れられて家に来た
そういえば何日も入ってなかったな
ずっと、気持ち悪がられて
入れてももらえなかった
二人共、仲いいな
僕の家族のようじゃない、もっと温かい感じがする
トコトコ…
beeさんは、すごくカッコいい
あなたの殺し屋のときの名前さんは、すごく優しい
僕もこんな家族に産まれたかった…
久しぶりに入ったお風呂は気持ちよかった
でも寝間着ない…
とりあえず、出るしかないか
いつも、一人ぼっちにされて、家族と一緒に、食べたことんなんてなかったから
出てきたのは、リゾットで、すごく美味しそう
この人たちは、良く見てるんだな
そうだよ、ご飯なんて、成績が良くならなかったら、くれなかった
くれたとしてもまずいものばっかり
なんでこんなに優しいの?
見知らぬ僕に、どうしてここまでするの?
僕なんかに、優しくしたって…
意味ないのに
〜食べ終わり〜
僕が、なおきりさんやあなたさんと一緒に暮らす?
そんなことは、迷惑になることぐらい自分でも分かっている
だから、家に戻る?
でも、あなたさんが言ってることは正しいと思うだって、あそこに戻ったとして、僕は幸せになれない…
奴隷のように扱われるだけだ…
だから僕は逃げてきたんだ
でも、僕のことで、なおきりさんや、あなたさんが傷つくことは……
望んでなんかいない
何が正解?
何が不正解?
分からない、分からないけど、だけど、
なおきりさんの言う通りに考えたら……
考えていいなら……
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。