マックス視点
「実に悲痛な要請音だった」と言う社長に俺もカートくんも、思わず正座して俯いてしまった。
最悪だ。買い物も失敗して、酔ってルイくんに介抱させた上に、ルイくんを潰したなんて……。
たしかに、俺とカートくん合わせて300キロはあるし……内臓も潰れてなくて良かった……。
2人して黙り込む。
俺は膝を見つめて現実逃避、カートくんは床に穴が開くんじゃないかってくらい一点見つめてる。
社長はそんな俺たちを見てため息を吐いた。
恐る恐る顔を上げると、社長は頬杖をついてにっこり笑っていた。……うわ、これ絶対怒ってるやつだ。笑ってるけど、目が全然笑ってない。
2人して頷く。社長は「よろしい」と微笑んで、ポンッと手を叩いた。
ルイ視点
手を叩いて爆笑してるジェーンにため息を吐く。
デカイ図体縮こまして2人して正座してんだから、流石に驚いたわ。
俺もジェーンも顔見合わして2人して「何言ってんだこいつ」って顔してる。
「俺やっさし〜」って言ったら、めっちゃ呆れた顔されたんだけど。
「まったく……」ってため息を吐くジェーンに俺はべぇっと舌を出してから部屋を出た。















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。