あれから数ヶ月_.
僕は退院して宿舎に戻っていた。
ただ、問題が
あれからヒョン達とどのように接すればよいのか
いつも通り接したいけど
接し方を忘れた。
普通が分からない。
撮影が入った時には、僕もモードに入るから
平気なんだけど....
やっぱり僕は1人が楽だ。
翌日_.
今日はいつもより調子がいい。
なんせ、今日は待ちに待った
YouTube撮影の日。
入院した時からずっと皆で撮影をしたかった。
夢が叶った。
最高の日だ。
久しぶりに心の底から楽しみだって思った。
移動時間ぐらい1人の時間が欲しかった。
残念。我慢か、、、
ヒョンがそう言うと僕のお腹をぽんぽんと
赤ちゃんをあやすかのように優しく優しく。
最初は嫌だった。
でも、それがヒョンなりの優しさなんだなって。
そんな事を考えているといつの間にか
寝落ちしていた。
________
あれからだいぶ時間が経ったであろう時に。
僕は胃がキリキリする感じで起きてしまった。
ヒョン達には迷惑かけたくない。
その一心で襲ってくる波にひたすら耐える。
もう、耐えられない。
いっそのことバレたほうがましなのかも。
もう無理だ。
ヒョンごめんなさい。
なぜなら僕たちの前の席は一面
道具や機材、荷物で埋め尽くされていた。
だから、確かにバレることはなさそう。
でも、吐いたら匂いでバレる。
今は、そんな事気にしてられないけど、、
あれから数十分ずっとヒョンは隣で僕の介抱をしてくれた。
ほんとに誰にもバレることはなかった。
でも、僕のこの顔色じゃ絶対バレる。
嫌なことが重なって。
僕は少しナイーブになった。
ヒョンのおかげ。
少しだけど気が楽になった。
☁️NEXT












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。