紫耀「でさ、めっちゃ可愛くて、なあ?岸くん」
優太「いやがち、真面目に保証する並みに可愛い」
初めは、2人の紹介だった
サークルのマネに新しくめちゃめちゃ可愛い子が入ってきたと聞いた
初めは、2人が言うくらいだから
そこそこではあるんだろうと思ったけど期待はしてなかった
廉「いや〜でも、おれの基準は結構厳しいで?」
紫耀「明日サークルの歓迎会があって、その子来るから、廉も誘ってやるから来いよ」
優太「可愛くて腰抜かしても知らねーぞ?笑」
俺に限ってそんなことはない
廉「腰抜かすわけないやろ笑」
と思っていたけど、
廉「やべー、めちゃくちゃ可愛い」
「あ、えっと、小花 あなたです。」
優太「おい、廉、だから言っただろ?可愛いって」
ほんとに彼女は腰を抜かしてしまうほど可愛かった
通りすがるとほんのり香るバニラの香り、
へろっと笑うと目が三日月になる可愛らしい顔、
少しこもった子どもっぽい声、
全てが魅力的で
俺の心はその子に持っていかれた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。