なつかしい夢みたな
確か、クリスマス会も出来て
イルミネーション…はどうだったっけ
冬休みみたいなやつで実家に帰って来た
昨日から1/3まで休みだ
俺は、在宅組(いるま、初兎、くに、すち)でパーティーの準備をすることに決めていた
奈津は学校、小雨も学校、命も学校、蘭は会社
で、二分の一がいない
そんなこんなで約七時間後、全員が帰宅した
あ、ぶっ通し作業じゃねぇからな
パァンッ!
ファサッ
風に当たりたくて、外に出て来た
そうしたら、初兎とくにおがいた
氷点下の中、公園のブランコに3人
ドラマみたいな雰囲気の中、雑談をしていた
少し時間が経ち、初兎が俺らを呼んだ
飲みきった酒の缶を捨てて、初兎の後についていく
こうやってすぐついていけるのも
長年の絆のおかげなのか
初兎に連れてこられた所は秘密基地
冬だから雪も積もってるし、とても寒い
初兎が指したところは街中
そう、イルミネーションが綺麗に輝いている大通り
思い出した
高3の時、ここでまた見たんだ
近くでは見れなかったけど、とても綺麗で
雪が降り注ぐ街にぴったりな光で
とても、綺麗で
パシャ
雑談をした
たくさん、話した
思い出を、たくさん話した
五年前と、全く同じだった
あの時と全く同じ構図の写真をポケットに入れる
遠くで光る、紫色のイルミネーションの光で反射したペンダントは
去年のクリスマスプレゼント
"8人"でお揃いのロケットペンダントだった
番外編:クリスマス fin
愛する友人と、愛する家族達と。






















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!