そしてまた夜が明けた。例の場所に集まると、ゲームマスターの声が聞こえた。
昨日よりも機械的に、淡々と事を述べるとゲームマスターの声は消えた。そして、また話し合いが始まる。
始めに口を開いたのはリオ。そこからはみんなが意見を出していった。
ここに来て早くも黒判定。ソルトが本物の占い師なら、ロロは人狼のうちの1人ということになる。
そりゃ黒判定が出て自分が人狼ですなんて言うやついねぇだろ。
ここで意見が分かれる。人狼に殺られたアルはほぼ間違いなく白だ。しかし、人狼側の策略で先に狂人を殺し、怪しまれないように仕組んだ可能性もないとはいえない。
頭を抱えるOnlyメンバーを横目に、ゲームマスターが声を出した。
モヤモヤしたまま投票を行う。結局どっちが本物なんだ?ロロは本当に人狼なのか?
投票結果
リズ…0
リューヌ…0
リオ…0
ロロ…4
ステラ…0
ソルト…2
ロロが叫ぶ。自称最強の彼も、死の恐怖には勝てないのだろう。
最後の最後まで抵抗を見せたロロだったが、それも虚しく散っていった。
本物の占い師は結局どっちだったんだ…?



















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。