霊夢side
思わず変な声が出てしまった。
だって親友で、ライバルで、相棒の魔理沙が変なこといいだしたんだもの。
この世界では、皆能力を持っている。が、その能力の数や内容が変化するわけはないのだ。今までそんなことは起こったことはない。
霊「そんなはずはないでしょ?つくならもっとマシな嘘をつきなさい」
とは言ったものの、朝から違和感がある。
そして、いやな予感がする。こういう時の感は当たりたくないけど。
?「やっと気づいたか…」
?「こっから精々足掻いてもらうよ?!博麗の巫女。そして白黒の魔法使い…」
?「これからここは私らの世界になる…」
?「〇〇様そろそろやりますか…〇〇、〇〇、〇〇、〇〇ここからは気を抜くな。計画通りに…やれっ!」
?「はっ!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。