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第3話

 2曲目『 side 無月 』 
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2026/06/25 08:14 更新




 目の前で?を浮かべているるなを見て、安堵の息をつく。成功して、良かった。起きてくれて、良かった。

_海月瀬@うづせ_ 無月
海月瀬うづせ 無月
  本当に…良かった。
_月@るな_
るな
  あり、がとう…? 
_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  んふふ、良かったねぇ♡  
_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  2人は俺を褒めるべきかもしれないね! 

 私の視界を遮るようにして、ふん!と胸を張るほたか。微笑ましい…が、此処は彼の言う通り褒めるべき場面だ。
 何せ、るなが起きれたのは8割方この子のおかげなのだから。
 偉い偉いと頭を撫で撫ですると、愛らしく嬉しそうに笑った。ううむ、さすが私の子。優勝かもしれない。手が止まらなくなってしまった。

_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  あの、それ以上は、
禿げてしまうかもしれない、あの、
_海月瀬@うづせ_ 無月
海月瀬うづせ 無月
  嗚呼…すまない、つい……  
_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  もうちょっとゆっくり撫でて! 
_海月瀬@うづせ_ 無月
海月瀬うづせ 無月
  …善処しよう  
_月@るな_
るな
  微笑まし過ぎて
割り込むか悩んだんやけど、
_月@るな_
るな
  説明してくれへん? 

 何がなんやら、と肩を竦めるるなを見て、そう言えば記憶を保持していなかったのだなと思い出す。
 これは一大事だが、るなの為にも全てを話してしまっていいものか、と責任者であるほたかへ目を向けた。

_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  あーー、うーん…  
_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  まだ起きたばかりだし、
説明をしてしまうと混乱しかねないから
少し時間を置いた方が良いかもね。
_焔鷹@ほたか_
焔鷹ほたか
  月は早く話して欲しいだろうけど  
日が空けば自ずと思い出すかもだし!

 だから後でゆっくりお話しようね、と可愛らしく口元に手を当てたほたかの目には、『 説明面倒臭い 』と書いてあるような気がした。




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