第10話

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2024/11/04 15:03 更新








    人生の最期に、貴方が傍に居てよかった。











     あなたの名字あなたはブルーローズ隊員の手により




          どうなった?














あなたがドサ、と地面に倒れた瞬間。

俺はセデーションガンを床に落としてしまった。

セデーションガンを回収するとか、

彼女に触れたら...とか。


そんなの構わずしゃがみこみ、

彼女を自分の膝に寝かせる。

地面は冷たいし痛い。

それどころじゃない程に、

セデーションガンは痛かっただろう。

ごめん、ごめんな。


俺は、俺は...

ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
どうすれば、良かった?


周りの目等気にせず、彼女に向かって話す。

(なまえ)
あなた
これで...これであってるよ、おにー、さ...
(なまえ)
あなた
わたしね、さいごにしあわせだったの、5歳くらいまでなんだ。
(なまえ)
あなた
でも、いま、



         すごい、しあわせ。



ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...喋るな、喋らなくていい。


喋るともっと辛くなる。

君も、俺も。

(なまえ)
あなた
じんせーの、さいごに。
おにーさんがいて、わたしね、すごくしあわせだよ。
ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...嗚呼




















(なまえ)
あなた
あのね。
(なまえ)
あなた
世界で一番大好きだよ、おにーさん。
ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
俺も、████





おにーさん、泣きすぎて顔ぐちゃぐちゃだよ?

そんなとこも大好き。

最愛の腕の中で、意識を落とした。







意識を落とした彼女だが、まだ死んでは居ない。

しかしあと1、2時間持つか否かだろう。
Ado隊長に許可を頂き、

彼女を抱き上げブルーローズ本部へ運ぶ。
本部へ着くまでに向けられる好奇の目やカメラが気持ち悪くて仕方なかった。
救護室に着くと彼女を寝かせ、医師に状況を伝える。

医師は少し驚いていたが、俺が危険性は無いと伝えると納得し最善を尽くすよう誓ってくれた。

その言葉に少し安心し、任務に戻ろうとしたその時。
Ado隊長
Ado隊長
待て。

Ado隊長が俺を呼び止めた。
ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
お疲れ様です、隊長。
どうかなさいましたか?
Ado隊長
Ado隊長
君はあなたの名字あなたの傍に居ろ。
ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...え?
Ado隊長
Ado隊長
その顔でパークに出てもゲストを不安にさせるだけだ。
いいな。
ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...Yes,Blue Rose.

あれは隊長の優しさだろう。

隊長に敬礼して、小走りで医務室に戻る。

最期まで傍に居るのが最大の敬意だろう。

気が付いたら誰もいないYOU ME LANDにいた。
(なまえ)
あなた
私、死んだ筈じゃ...?

辺りを見回しても誰も居な____

元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
あなた!!

居た。
(なまえ)
あなた
元BRのお兄さん!?
まだショーは終わってないんじゃ...?
元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
嫌な予感がして抜けてきたんです。


そう言うとお兄さんは私の方へ近付き、
物凄い力で私を抱き締めた。

(なまえ)
あなた
え???????
元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
あの隊員に賭けた僕が馬鹿だった...!!

そう言うと溜息をついた。
そして、

元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
...よし決めた。
あなた、僕と成仏しよう。
(なまえ)
あなた
...へ?

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