第9話

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2024/11/04 10:03 更新

会えば何か思い出すと思ってた。

私の予想は的中して、

少しずつだけど彼との記憶を思い出している。

彼の少し笑った顔が好き。

真剣な顔も好き。

呼んだら、いや。呼ばなくても守ってくれる

あなたが大好き。

でも、私はもう
(なまえ)
あなた
貴方の敵だから。

この世界は御伽噺みたいに

キスされたら人間に戻れる魔法なんて無いし。

あったとしても、きっと貴方は私の事もう嫌いだよね。

自我があってもゾンビならきっと殺される。

        いつか誰かに殺されるなら。


(なまえ)
あなた
貴方が殺して。



最愛の貴方に触れてしまわないように、

セデーションガンを自分の胸に押し付けた。


貴方が殺して、なんて言わないでくれ。
この世は何故こんなにも残酷なのだ。

そう、生まれて初めて思った。
まだゾンビとして未熟な君がモロにセデーションガンコレを受けてしまったら最悪死ぬだろう。

知っている筈なのに、

何故左胸にセデーションガンを押し付ける?

ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...辞めてくれ。

だって、だって。

俺には君しか居ないんだ。

そう思ってしまう程には君に惚れていた。
(なまえ)
あなた
Please
(なまえ)
あなた
Kill Me!

そんな顔で笑うな。
辛いはずなのに、怖いはずなのに。

何故君は笑う?

ブルーローズ隊員
ブルーローズ隊員
...Yes,Blue Rose.



守れなくて、ごめん。



震える指に鞭を打ち、引き金を引いた。


ぞわ、と全身の毛穴が粟立った。

嫌な予感がする。

元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
あなた...?

僕の身体が反応するのは大体寧に何かある時。
今すぐ彼女の元へ駆け付けたいのに、

もうステージの5分前だから此処を動けない。
元ブルーローズ...?
元ブルーローズ...?
...クソ!!!

せめてあの子がグラマシーステージ近くにいるなら...!

いつもご愛読ありがとうございます。
いつもより短いですが本日中にもう1話更新予定です。
よろしくお願い致します。

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