第9話

ひとりで?(HJ)
6,717
2020/12/28 17:15
※このお話は第2話「ひとりで」の続きとなっています。まだお読みでない方は先に第2話をご覧下さい



(すみません年齢順の予定だったんですが…思いついてしまったので上げてしまいます…)
















お風呂からあがって、メンバーからの絡みをなんとか避けて部屋へと帰還。
あなた

……ふう……

でもほんとに、久しぶりにするからなんかいろいろ忘れてるなあ……

とりあえず、とそういうビデオを流してイヤホンから聞きながら、自分の身体に触れていく。

一度始めてみたらもう欲が爆発して手が止まらなくて。
あなた

っ……あ、ぁ、も、むり、イっちゃ、う、〜〜〜〜〜〜!!!

びくん、と身体が跳ねてから、そのまま脱力してベットに沈み込む。

ああ、この気怠い感じも久しぶりだな……

それでも、余程溜まっていたのか、まだ身体の熱は治まらなくて。
あなた

……もう1回、しよっかな……

HJ
HJ
じゃあ次は俺もまーぜて?
あなた

っ!!?だ、れ……って、ジニオッパ……

まさか自分以外の声が聞こえると思ってなくて、飛び上がって見てみれば、ニコニコしたジニオッパがベットの近くに立っていた。
あなた

ジニオッパ……いつからそこに……?

HJ
HJ
お風呂あがってからあなたが誰とも喋ろうとせずにパーって部屋に行っちゃったから心配になって見に来たんだよ、ノックしたら返事なくて、鍵かかってなかったから部屋開けて様子見ようと思ったらあなたがお取り込み中だった……ってわけ
あなた

……なんか、ごめんなさい……

オッパは純粋に心配してきてくれたのに、私はほんとに……なんと言えばいいかも姿を見せてしまった。
情けないし恥ずかしいし……穴があったら入って一生出たくない。
あなた

あの、ジニオッパ……来てくださってありがとうございます。でも私、体調悪いとかじゃないのであと少ししたらみんなの所行くので……

だから、オッパは先に戻っ……!?

戻ってください、まで言えなかった。

ジニオッパの唇に、口を塞がれたから。
HJ
HJ
……あなた
ゆっくり唇を離してから、オッパが私の名前を呼ぶ。

オッパの目は、ステージの時と同じような、でもどこか違うような、とにかく一度目を合わせたら逸らせなくなるような瞳で。

HJ
HJ
いつも俺たちと一緒にわいわいはしゃいでるあなたの、こんなに可愛いところ見ても普通でいられるほど、俺我慢強くないんだよね
あなた

……ジニ、オッパ……

HJ
HJ
大事おおごとにはしない。それは約束するから…

あなた。俺に襲われて?
ベットに侵入して、私に馬乗りになるジニオッパの目からは、やっぱりもう視線を逸らせないし、身体の昂りも収まる気配すらない。
あなた

……うん、いいですよ、オッパ……

HJ
HJ
ん、ありがと……
静かにオッパが私を押し倒して、キスをする。

長い時間唇が重なって、息が出来なくなりそうで少しだけ口を開けた瞬間、素早くジニオッパの舌が入り込んでくる。
あなた

んっ、ぁ……ん……っ

HJ
HJ
……あなた、ほら、目開けて……俺のこと見ながらして……
あなた

っ……ぁ、や、あ……

言われるままに目を開けてみたけど、キスしてるオッパがあまりに色気がありすぎて、恥ずかしさでどうにかなりそうになる。けど、それでも、このオッパからは、本当に目が逸らせない。
HJ
HJ
ふっ……恥ずかしがってるの、ほんと可愛い……
これからずっと目閉じちゃダメだからね。ずっと、俺のこと見ながらしてね……あなた……
あなた

……わかり、ました……あっ、や、ぁ、

何度も何度も、深いキスを繰り返されて、その度にオッパの視線に捕まる。視界の下の方にオッパの舌が見えるのが恥ずかしくて少しでも上を向こうとすると、オッパの瞳に映る私まで見えてしまって、もう逃げ場がないみたい。

キスの事だけで頭がいっぱいになっている私とは正反対に、オッパは私のいろんなところまで手を伸ばしていて、
あなた

ひゃあ…っ、そこ、だ、め……

HJ
HJ
だめって言うわりには声がすっごい甘くなったけどなあ?あなた、ほんとは気持ちいいんでしょ?
そう言って、胸の先端を執拗に攻めてくるオッパの指に、正直もう耐えられなくなりそうで。
あなた

あ、あ、や、ぁ、おっぱ、そこばっかり、ぁ……

HJ
HJ
ここばっかりじゃやだ?
じゃあ、こっちもしてあげる
あなた

っ!!?や、まっ、て、だめ、そこ、は、ぁ、っ!

HJ
HJ
うわ……あなた、もうとろっとろだよ……身体は気持ちいいって素直になってるね?
いつの間にそこまで指が下りていたのか、そっとそこに指が当てられた瞬間、びり、と甘い刺激が身体に走る。快楽が連続で来すぎて、もう身体がおかしくなりそう。
あなた

あ……っ、ゃあ、もうむり、イっちゃ、う、

HJ
HJ
もうイっちゃいそう?じゃあちゃんとイかせてあげないとね
あなた

へ、っあ、ちょ、おっぱ、まって、そんなはやいのっ、ぁ、だめ、も、むり、イっちゃう、〜〜〜〜〜〜っ!!!

一人の時とは比べ物にならない気だるさが身体を襲う。
荒い息を整えることも出来ずにぼーっとジニオッパを見ると、また、私の視線を捕らえて離さない目付きをしていて。
HJ
HJ
……あなた、ほんとに可愛い……俺の指ぎゅうぎゅう締め付けてて、ビクビクしてて……
あなた

オッパ……恥ずかしいから実況しないで……

HJ
HJ
だってあなたが可愛いから……
でもあなた、まだ終わりじゃないよ?
オッパのその言葉と同時に、太ももに硬いものが当たる。オッパの目を見ると、さっきよりも熱い視線で。
HJ
HJ
……痛かったら言ってね……
ゆっくり、ゆっくり、オッパが入ってくる。

実は初めてだから結構痛くもあるけど、オッパの気遣いもあって耐えられない痛みでもなくて。
あなた

っあ……、

HJ
HJ
っ、よし……全部入った……、
あなた、大丈夫?
あなた

私は、大丈夫、です……

HJ
HJ
ならよかった。
あなたのナカ、キツくてあったかくて、俺結構やばい……
あなた

だからオッパ、恥ずかしいから実況しないでって……!

HJ
HJ
ふっ……ごめん、恥ずかしがるあなたがほんとに可愛くて見たいからついついやっちゃう。
でもそうやって怒れる余裕出てきたってことは、そろそろ動いても大丈夫そうかな?
あなた

……っ、どうぞ……

HJ
HJ
……言っとくけど、俺今からは優しくできないと思うから、もう俺にされるがままで大人しく襲われててね、っ!
あなた

っ!?や、ぁ、まっ、ておっぱ、はげし、はげしすぎ、ぁ、あ、やぁ……っ

最後の言葉と同時に奥まで一気に突かれて、そこから凄いスピードで動かされる。また、また凄まじい快楽にのまれて、頭がおかしくなる。
あなた

ぁ、ゃ、らめ、も、きもちよくて、あたまおかしくなっちゃ、う、おっぱ、も、らめ、わたし、ぁ、

HJ
HJ
いいよ……俺を感じて、気持ちよくなって、おかしくなって、あなた……、
俺も、もう、イくから……っ!
あなた

ゃ、ぁ、も、イく、イっちゃう、っ〜〜〜〜〜〜!!!!




















外が明るくて、目を開ける。
ちゃんと閉めきってないカーテンから射し込む光はかなり眩しくて、これは朝日じゃないな……とぼんやりした頭で考える。
あなた

今何時……って、え、12時!?

朝日じゃ無さすぎた……もう立派にお昼じゃん……午後だよもう……
しかも慌てて起き上がろうとした瞬間、
あなた

いっ、た……!!?

あ……そっか、昨日のが……

あまりの腰の痛さで起き上がれなくて、その痛みで思い出した夜の出来事。

そういえばジニオッパはもう起きているのか隣にはいなくて、私も何も身につけていない訳でもなく、きっとオッパが着せてくれたのであろうパジャマを何事も無かったみたいに着ている。
とりあえずジニオッパに、「今起きました。腰痛すぎるので助けてください」とメッセージを送れば、すぐに足音が聞こえてくる。
HJ
HJ
あなた!!おはよう、大丈夫!?
あなた

おはようございます……まあ、腰はかなり痛いですけど……それ以外はなんともないですよ?

HJ
HJ
ごめん……昨日俺が激しくしすぎたからだ……
あなた

ま、まあそこは……私の同意もあったことだし……オッパだけが悪いんじゃないですよ、

…………かなり激しかったけどね。

冷静に考えてみても凄い勢いだったと思うけどね。

とは、今目の前でものすごくしゅんとしているジニオッパには言えなかった。
あなた

とりあえず、何かしら食べたいんですけど……

HJ
HJ
うん、じゃあ俺がここまでなんか持ってくる!あなたは疲れが出てきてちょっとしんどいみたいってメンバーには言ってあるから、もしかしたら誰か風邪だと思って看病しに来るかもしれないけどそこは頑張ってフリしてて!
あなた

わかりました……

あ、ジニオッパ。あと一つだけ、

サラリと王子様スマイルのまま部屋を出ていこうとしたジニオッパを引き止める。
不思議そうな顔をしてこっちに戻ってきたオッパに、
あなた

あの……また、タイミングがあったら、その時はお願いしてもいいですか……?

とだけ伝えると、オッパは一瞬びっくりしてから、すぐにまた、目を逸らせない魅力的な瞳をして微笑んだ。
HJ
HJ
いいよ。また、2人で一緒にしようね
そう言って、私の頭を撫でてからオッパは部屋を出ていった。

……なんか、ジニオッパの目って不思議だな。
いつもわちゃわちゃしてるときはそんなに気にしないのに、スイッチが入ると絶対逸らせない、逸らしちゃいけないと思ってしまうような目になる。

ステージの上のオッパはそんな感じなのかな。

なんて考えていたら、明らかに多い人数の足音が聞こえてきて、とりあえず布団に潜り込んだ。



プリ小説オーディオドラマ