第8話

憧れの先輩 ー M.S ー
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2019/08/27 23:02
あなたside





私には、好きな先輩がいる












でもその先輩は人気だから、私なんか見向きもしないだろう






















ー 教室 ー






ガラガラ










「あなたちゃんだよね?」




『えっ!?道枝先輩!!』




道枝「あなたちゃんで合ってるよね?」




『はっ…はい!』




道枝「よかったよかった!」











私、心臓の心拍数半端ない!!






圧迫されて死んじゃうじゃない?w










『今日はどうして?』




道枝「ちょっと、恋愛相談をしてもらおうと思って」




『私なんかでいいんですか?』




道枝「いや、あなたちゃんじゃないとダメな話だから」




『そうですか』







そりゃあ、道枝先輩も好きな人居るよね







可愛い女子ばっかだから















道枝「俺ね、この学校に好きな人が居るの」




『はい』




道枝「でも、その人とは関わったことがなくて、初めて喋っているのね」




『はい』




道枝「で、どう告白すればいいのかなって」




『それは、普通に好きですって言った方がいいんじゃないですか?』




道枝「じゃあ、あなたちゃんにそっくりそのままその言葉をお返しするよ」




『えっ!?』




道枝「好きです!付き合ってください!!」




『もちろんです…!!』




道枝「よかった〜!!伝えられて!」




『私なんかでいいんですか?たくさん可愛い子は居るのに』




道枝「そんな子達より、あなたちゃんの方が可愛いよ」




『先輩、そんなこと言われたら…///』




道枝「先輩付けやめて?駿佑って呼んでや」




『いやっ…無理ですよ…』




道枝「ダメ
ちゃんと呼んで?」




『しゅん…すけ…///』




道枝「よく呼べました〜!頭ポンポン俺は、あなたって呼ぶな」




『はい!』




道枝「あと、敬語禁止な」




『はi…あっ、わかった!』



















私の恋は見事に実りました__________















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