第2話

甲斐田晴〘叶うことはない〙男主
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2025/12/31 05:57 更新
*ライバー
*悲恋
*あなたの下の名前(男主)・1つ年上 兄のような存在
*2人でシェアハウス中


いきおいよくあなたの下の名前(男主)の部屋の扉を開ける。
甲斐田晴
ねぇちょっと何で...!?
あなた
おーどうした、晴
甲斐田晴
どうしたじゃないでしょ
甲斐田晴
これなに...!?


晴が見せてきたのはあなたの下の名前(男主)が今月ライバーを辞めるというツイート。
甲斐田晴
何で急にこんな...
甲斐田晴
ずっと一緒に続けようって...
あなた
あー...っと、いや、一旦人生リセットしようと思ってな。
あなた
俺外国行くわ
甲斐田晴
外国...?どうして...
あなた
だって俺、晴のことが好きだから
甲斐田晴
あなた
だから離れないといけない
甲斐田晴
何で..?
甲斐田晴
どうせあなたの下の名前(男主)のことだから僕の気持ち知ってるんでしょ...?
甲斐田晴
僕がずっとあなたの下の名前(男主)のこと好きなの
あなた
知ってる。だから駄目なんだ。
甲斐田晴
何が?何がだめなの
甲斐田晴
いいじゃん、お互い好きなんだよ...?
あなた
男同士だろ
甲斐田晴
いいじゃん...!そういう人達もいるよ...?
あなた
けど、少なからず偏見を持つ人はいる。
あなた
別に俺は何を言われても構わない
あなた
けど、晴がそういうことを言われるのは耐えられない
あなた
それに晴には普通に女性と結婚して幸せになってほしい。
甲斐田晴
嫌だ...
甲斐田晴
僕あなたの下の名前(男主)じゃないと幸せになれな...
あなた
なれるよ。なんせ晴はいい男なんだから。俺が保証する
あなた
さっさと俺のことは忘れな
甲斐田晴
嫌だ、あっ、ちょっと待、
あなた
じゃーな。晴、愛してる。

バタンッ
部屋に1人取り残される晴。



腰が抜け、立てず、追うことができない。



部屋にはいつの間にか物が何もない。






時間が経ち、立てるようになった晴は呆然としたままリビングへ向かう。



テーブルには大金と『ごめん。だけどずっと愛してる。俺のことは忘れてくれ。』と書かれたメモ。



そのメモは晴の涙でぐしゃぐしゃになった。



それから晴はずっと待ち続けた。



2人で長年過ごしたこのシェアハウスで。



だが、あなたの下の名前(男主)が姿を現すことはもう2度となかったという。

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