ハナマルside
あれは、5年前の出来事だった。
まさか、あんな事になるとはねぇ〜、、、
5年前
今日の朝、主様を起こす係として任命されたのは俺だった。
コンコンッ
シーン
、、、どうやら、まだ寝ているようだ。
しょうがないねぇ〜、このハナマル様が起こして上げますよっと
ガチャ
咄嗟に出た言葉が、これだった。
主様が、部屋に居なかった。
まずは部屋を見ること。それが最優先だと思い、主様の部屋をくまなく探す。
俺は、ベッドの上にあった手紙を読んだ。
『悪魔執事の諸君
君たちの主は私達が預からせて貰ったよ。
君たちの主は、とても価値がありそうだからね。
どのくらいで売れるのか、楽しみだよ。
君たちが、どのような顔をするのかも楽しみだ。
探せれるものなら、探してみると良い。
ただ、期待はしない事だ。
もしかしたら、、、間に合わないことだって、あるかも知れないね。
ハーロウ家』
ハーロウ家は、昔からオークションの家系として有名だった。
それに、、、特別な力を持ち、特別な見た目をしている主様を狙っていた。
俺は、走ってベリアンら室長達を探しに行った。
俺は、ちょうど居たミヤジ先生とベリアンに、さっきの手紙を見せた。
手紙を止めていた蝋で予想は付いたらしく、手紙の内容を見る前から、顔色が変わった
俺達はそう言い、全員を集める為に1度分かれた。
俺は、この気持ちを抑える為、わざと明るめのトーンで、別棟の執事を呼びに来た。
こいつら、、、ほんっとうに主様の事好きだよねぇ〜、、、
手紙の事を話すと、全員が俺と同じ気持ちになった事が分かった
何とか全員が落ち着いて良かったぜ、、、あっちはどうだろうなぁ、、、
ベリアンside
まさか、ハーロウ家の方々がこんなにも早く行動するとは、、、
もっと相手の動きを見るべきでした、、、昨日の夜は、私が一緒にいたと言うのに、、、
、、、いえ、そう考えてもダメですね、、、まずは皆さんに話さなくては、、、
私は、丁度合ったルカスさんとハウレスくんに、ハナマルさんから聞いた事を伝えた。
ハウレスくんはとてもショックを受けてしまいました、、、私も、とてもショックです、
流石はハウレスくん、1度取り乱したものの、すぐに持ち直しましたね、、、新人の執事達のリーダーなだけありますね。
そう言い、私達は各階の執事室に向かった。
主様、、、どうか、
ご無事で、居てください、、、
夢主ちゃんが居なくてすみません、!
まだまだ先になるかもしれません、、、
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝





















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!