木村side
四谷「さっきあなたちゃんが倒れそうになってさ、」
その言葉を真佑から聞いた瞬間
血の気が引いた、そんな気がした。
それを聞いてすぐにあなたちゃんの場所を聞いて様子を見に行くと、
あなた「ほんとご心配かけてすみません。」
古瀬「でも良くなったみたいで安心したよ」
といって直輝があなたちゃんの頭を撫でていた
雰囲気的に入らない方が良かったもだけど
気がついたら
「入っても平気?」
そう口に出してた。
あなた「柾哉くん、」
古瀬「柾哉か。じゃああなたちゃん俺行くね。」
あなた「あ、わざわざありがとうございました!」
そう言って戻っていった古瀬の席に座る
木村「体調大丈夫?」
あなた「あ、はい!ご心配おかけしてしまってすみません、」
木村「そっか、なら良かった」
あなた「、、、」
木村「、、、」
何も考えずにきてしまったから
話すこともないわけで、少しの沈黙になる。
あなた「、、、リハ、どうでした?」
そう言って話を振ってくれるあなたちゃん
木村「ああ、すごかったよ、ステージ。」
あなた「えー、いいな!私まだステージ見れてないから見たいです!」
木村「、明日は見にきてよ」
あなた「行きたいな〜、行けるかな?」
と考え始めるあなたちゃん。
あなた「でも見に行きたいんでなんとしてでも行きますね!」
木村「ふふ、無理しないでね?笑」
あなた「はい!もう完全回復したので大丈夫です!笑」
といって早くみたいな〜っと
楽しそうな顔を浮かべるあなたちゃん。
その後も少したわいのない話をして過ごす。
元気になったみたいでとりあえず良かった。
よし、俺も明日あなたちゃんのために頑張らなきゃ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。