第2話

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2024/07/25 09:49 更新


今日もいつもと同じ道を通って出勤する

やたらと重い職場のドアを開けて僕の1日が始まる。








ガチャッ、、








(なまえ)
あなた
おはようございます。

店長
店長
お-おはよう。今日もよろしくね-あなた


(なまえ)
あなた
こちらこそです。

少しの会釈をして奥に進んだ。




店長は出勤するたび声をかけてくれる。

いい人なんだと思う。





そんないい人のもとで僕は働いている。






「レンタル彼氏」として。




























ここの会社に入社したのは2ヶ月前だ。


スカウトって言ったらいいのかわからないけど声をかけてくれてた。

とても綺麗な顔をした男性が。





店長
店長
君、うちで働かない?


(なまえ)
あなた
、、?えっ僕ですか?、、


店長
店長
うん。君だよ。こうゆう仕事に興味はない?


そうするとお店のパンフレットらしきものを見せてくれた。


(なまえ)
あなた
レ、ンタル、、彼氏?








『レンタル彼氏』というでかい文字の隣に同じくらい大きい文字で『男性専用』と記載されていた。




(なまえ)
あなた
男性専用?ってどいうことですか?

僕は素直に気になって聞いてみた。



店長
店長
あーそれはね、
レンタル彼氏といえば、女性の方が利用することが多いだろうけど
うちはその逆でね、『男性の方のみ』が利用できるんだよ。


それを聞いて僕はびっくりしたと同時にやってみたいという好奇心が沸いた。























もともと女は嫌いだ。



きっかけは僕が学生の頃、






僕はやたらとモテた。



中学生の僕は素直に嬉しかった。

ただ「好きです。」と言われることが嬉しかった。





でもこの「好きです。」は僕の『容姿』だけに過ぎないという違和感に確信がついたのは高校1年生の夏。
部活終わりの廊下でその声は聞こえた。




3,4人くらいの女の声だった。







「あなたってたまに怖くない?」


1人の女が言った。


「え。わかる。あと性格も冷たいよね、、」



「それな。分かるwイケメンだけどさ、なんか怖いときあるよね。目つきとかw」


「それなwwwwイケメンで性格いいと思ったのにねー」


「ねーww」








そこからだった。女を怖いと思ったのは、

勝手にイメージをつけて違ってれば侮辱する生き物なんだと考えるようになった。






そこから就職しても女に媚を売られ僕が冷たくすると会社内で悪口。

就職するたび、その繰り返しだった。





そんなのが1年続いて僕はついに耐えられなくて会社も就職も辞めた。





そんな崖っぷちな僕に『男性専用のレンタル彼氏』という仕事は


僕の絶望した未来への希望になった。














(なまえ)
あなた
やりたいです、、、やらせてください‼


店長
店長
その言葉聞けてうれしいよ。笑
ようこそ我が社へ




そこから僕はレンタル彼氏としての扉を開けた。

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