前の話
一覧へ
次の話

第14話

12
883
2023/05/13 16:43 更新
只今の時刻、13:00

やっと自分の順番が回ってきた


「 わぁぁすごい 」


教室の感じも残ってるけどちゃんと喫茶店みたいになってる..


中には2〜3人くらいが座れる小さな席が何個かあった

1番目を引いたのは教室の真ん中にある大人数が座れるテーブル

長テーブルを四角くくっつけてあって 真ん中の空いた空間に人がいた

あそこから飲み物作って出すのか、何かバーみたい


『 ヒョン!ここ座ってください! 』


真ん中からひょこっと顔を出したジュニョナの目の前に座る


「 服似合ってるじゃん 」

『 えぇホントですか 嬉しー 』


絵に描いたようなバーテンダーの格好、かっこいい。


「 ねぇアレなに? 」


入った時にもう一つ気になっていたやつ


『 あぁ、あれはフォトブースですね 』

『 ウチのクラスギュビンとかゴヌクとかイケメン多いじゃないですか 』

『 お客さんが撮りたい人と一枚写真撮れるんですよ、一枚500円だけど 』

「 いやたっか 」


ガッポリなんだろうな


「 ジュニョナは撮った? 」

『 いや一枚も撮ってないです ギュビンとスンオンがえらい人気で 』



飲み物を飲みながらジュニョナと話していた時、


〔 やークムジュニョーン 写真の指名入ったぞー 〕

『 え、俺?分かった今行くー 』


ジュニョナが向かった先はさっきバンドの準備中に前を通りかかった女子高生2人だった

女子2人がジュニョナの両サイドに立つ

当の本人は満更でもなさそうな顔してるけど


え何か2人とも距離近くない?

おまけに腕まで絡ませちゃって



『 ただいま戻りましたぁ...ってヒョン、ストローそんな風にするの小学生までですよ笑 』


さっき集中しすぎて無意識にストロー噛んでたっぽい


『 ヒョン もうすぐシフト終わるんですけど 帰りますか?』

「 うん そうしようかな 」


正門まで見送りしてくれるらしい


『 さっき写真撮ってた時、実は凄いヒョンから視線感じてたんですよね 』

「 バレた? 」

『 はいもう凄い圧でした 』


そこまで言う?


『 もしかしてヒョン、、』

ちょっと妬いた

『 え? 』

「 妬いた!嫉妬!したの!! 」

「 女子2人に腕絡まれてさ?ジュニョナだって満更でもなさそうだったし?? 」

「 ジュニョナは僕のなのに... 」


自分でもびっくりするくらい早口で言葉がスラスラ出てくる


「 あ... 」

『 えええぇ!?何それ可愛い〜〜〜 』


凄い勢いで抱きつかれる


「 ちょっと!ここ人いっぱいいるから!! 」


しかも校庭だぞ

真ん中じゃないだけ良かった



離したと思ったら手を引かれて向かった先は、近くにあった体育倉庫の裏


「 急にどうしたn 」

『 人気のないここだったら良いですよね 』


謎に恥ずかしくなって 黙って抱きしめ返す





『 ヒョン、キス して良いですか? 』


俺たちは手を繋いだりとかハグで止まっててキスをしたことがない

一般的なカップルであればキスをしても良い頃合いではあるはず


『 冗談ですよ、ここ学校 ですもんね、また今度に ー 』

「 良いよ、ここ人いないんでしょ? 」


すると、彼の手が僕の顔を覆って 唇が重なる

キスってこんな感覚なんだ



ジュニョナの片手が自分の腰に回ってグッと引き寄せられる

それに合わせて僕も彼の首に腕を回す

徐々に深くなっていくと同時に息が苦しくなる

彼の肩をトントンと叩くと離してくれた


はぁはぁ、死ぬかと思った 」

『 ごめんなさい、一生懸命ついてこようとしてるヒョンが可愛いくって 』



その後はジュニョナに正門まで見送ってもらって1人で帰った

ファーストキス、甘かったなぁ、、

プリ小説オーディオドラマ