第8話

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2023/03/11 04:18 更新
?¿視点
?¿
い゛ったぁ
頭を抱えながらベッドの上で蹲る

急に目が覚めると頭痛に襲われ、頭が割れるような感覚になった。
でも、頭は割れそうな程痛いのに妙に冷静で、昨日会ったことをフラッシュバクさせる

そういえば、きのうはあなたと踊っていたはず
何故ベッドにいるのだろう
それを考えようとすると、考えが砂細工を掴んだ時のようにすり消えていく
全部面倒くさくなって、廊下へ出ようとした。

その時にはもう、頭痛は消えていた。
あなた
……………
いつの間にか目が覚めると図書館にいた

大きな窓から月明かりが入ってきて、その光が届くところには寝転びたくなるふわふわなカーペットや机や椅子があった
でも何よりも目を引くのはたくさんの本棚とそこに詰まった本。
生粋の本の虫であるあなたの頭から感じていた疑問が吹き飛ぶこと事が容易い量の本があった。
目の前にある本の山に目と全ての感覚が奪われる
高い本棚から、手頃な大きさの一冊の本を取り出し、月明かりで照らし読む
そして、途中で読むのをとめてしまった
疲れた訳でも、怖い事が書いてあった訳でもない。


今まで私にあったこと全てが書かれていたのだ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

気味が悪く、投げつけるように本を視界から外した。

少し落ち着いてから、寝転がる
1度深呼吸をして、古い本の匂いで肺を満たしてから、本に目を落とし、続きを読み始めた
なんとなく嫌な気がしてから目覚めた。
直ぐに服を着替えて寝癖でぐしゃぐしゃになった髪を乱暴に整えながら、廊下へ出た
真夜中だから当たり前だが、誰もいない。

いつもと違うのは、獣の鳴き声が響き窓から入る月明かりがいつもよりも妙に白っぽいこと
そういえば今日はHalloween
でもいつもとは違う。

いつもはもっと安全だ。


思い浮かぶ中で最悪の可能性を考える。

出来るだけ早く対処しなければいけない。
そうして俺は1番この状況を分かっていそうな部屋へ走っていった。
今日はHalloween。

其れも1000年に1度のBlack Halloween。
獣は増え凶暴になり、霊たちが彷徨い続ける日
詳しいことは分からない。

Black Halloweenの年の基準、何故霊は彷徨うのか
何故月まで可笑しくなってしまうのか。

考えても出てこない疑問を頭の隅に置き、恐ろしい程美しい月の光を受けながら、外を眺めた。
木であまり見えないが、獣が蠢いている。

偶に爆発音が響いて耳が痛い
早く対処しなければと思い外へ出るためドアノブに手をかけると、誰かがドアを叩いた
目覚めると、そこは自分の部屋だった。

あなたが寝た後、部屋のベッドへ下ろしてからの記憶が無い。

思い出そうとすると、頭の中をかき混ぜられるような感覚に襲われて、出来ずにいた
そういえばあなたの部屋はメンバーが魔法で作ったんだっけ?
どうでもいい事しか頭に浮かばなかった。


最低限の飾りしかないあなたの部屋を思い出しながら部屋を歩き回る。

何故か落ち着けなかった
あなた
ふぅ…
本を読み終わり閉じる。

読み進めていくと、誰かにちぎられていて読めなかったり、汚れていたりして読めないところがあった。


しかも、コロコロと視点が変わってその視点は誰なのかも明かされなかったり、物語としても本当に変わっている。

そして、残りのページ数から考えると終わるには短すぎるから、2巻目でもあるのだろうか。

確証のないことに考えを巡らせた
最後に本の題名を見るために埃を払う

「sweets and bearst」

直訳すると、「お菓子とクマ」…?
変わった名前の本だ。
もう満足して、次の本を読もうと本棚へ向かう。
その時、大きな音がしたのは気のせいだっただろうか

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