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第1話

prologue
81
2026/04/20 11:00 更新
side_あなた
ミーンミンミンミーン
ジジジジジ




あなた
はぁ、

6月にしてはうるさい。
地球温暖化の影響なのだろうか。
そんなことを考えていても何も変わらない。


od
あ、あなたちゃーん!
1人で机で本を読む。
そんな時間を過ごしていると、なれた声が聞こえてくる。
あなた
晴菜ちゃん!おはよ!
クラスの唯一の友達。
他の仲良い人は別のクラスになってしまった。
od
おはよう!何読んでるのだ?
あなた
新しく買った小説。
昨日買ったんだ、とか聴いていることとは少し違うと分かっていても答えてしまう。
興味を持ってほしい、のかもしれない。
od
なるほど!面白かったら読ませて!
あなた
うん!
そんな話をしながら荷物を片付ける晴菜ちゃん。
私も視線を本に戻す。



隣で絵を描く晴菜ちゃん。
本を読む私。
何も話さないけど、一緒にいる。
そんな安心感が大好きだ。





ng
すみません。あなたの名字先輩いますか?
あなた
あ、はーい!優くんどうかした?
10分くらい経つと後輩である優くんが教室に訪ねてくる。
ng
今日の部活、用事があって休むんですけど…メニュー的に大丈夫ですか?
サッカー部マネージャーである私に確認してきた理由がなんとなくわかる。
メニューを考えるのはマネージャーの仕事。
部長である怜斗くんに聞いてって言われたんだろう。
あなた
えっとねー、多分平気!
メニューを確認して、優くんに返事をする。
優くんは安心したような顔になる。

nn
なんの話してるの?
ng
あっ七沢先輩。おはようございます。
nn
おはよう。なんの話してたの?
あなた
そういうことだから。じゃあね、優くん。
優くんは平然と話に入れてあげている。
私だって無視したい訳じゃない。
でも、嫌いになるって決めたから。











あなた
…私、頑張るから
君の幸せを願えるように。
『好きなあの子と話したい。』start
本家⇒ 灰閉 フィネ 様

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