第11話

4月27日 (日) 晴れ
1,082
2025/05/05 00:01 更新



連絡先上の自分
今日のお出掛け、待ち合わせ2時に
△△店の前で合ってますか?
加賀美
はい、合っていますよ
加賀美
楽しみですね
連絡先上の自分
はい!凄い楽しみです!
連絡先上の自分
この日の為に、沢山頑張りましたから!
加賀美
嬉しいです、じゃあまた後で
連絡先上の自分
はい!また後で!
あなた
ふぅー、


今日はやっと
加賀美さんに、〝あのこと〟を、


















〝両親の離婚後の事〟について話せる


ずっと、悩んでたんだ


最近、あの人達は上手く行ってないし、
それに、家にあまり居ない
なにより、ちょっと前、お父さんの部屋で離婚届を見つけた
嫌、凄い個人的に楽ではあるんだけど
流石に悩んだ




でも、加賀美さん達と一緒にいて

沢山、希望と夢を貰ったから

それだけは、ぜったいに叶えたい
だから、ちゃんと頑張った





一旦、切り替えよう
悩んでもしょうがないし
今日だけは、ミスしたくない

メイクはバッチリ、服もバッチリ、そして
表情気持ちもバッチリ、完璧だ



もう、これ以上困らせない




あなた
( もう早めに出ちゃおうかな )



まだ、待ち合わせまで1時間くらいあるけど
着いたあとに、適当に時間潰してればいっか


あなた
( そうと決まったらさっさと行こ )







ガタン
あなた
っ!
あなた
び、ビビったぁ
あなた
( 急に何だろ )


この音、お父さんの部屋から?
なにかあったのかな
一応、通報だけしとくか?

嫌でも、これで違ったらめっちゃやばいな







確認だけ、しとくか?









少しだけ隙間が空いている扉の中をみた途端

あなた
っ!!


思わず、
自分の手で、口を塞いだ



その姿をみたらそうせざるを得なかった



母親
え...?




お母さんが、お父さん部屋にあった離婚届を、
見つけてしまったのだ


母親
え、えどうして?
母親
な何で私じゃあ、
母親
だ駄目だったの?何で?


あなた
( やばい、逃げなきゃ )



咄嗟に死角側の壁に隠れた
だって、もうあの人は
〝お母さん〟では無かったから、
あの人は、ただ〝愛した人に捨てられた女〟になったんだ


いつもの様子から、彼女の依存ぶりは身にしみている
だから、ただ僕の頭の中を恐怖が埋め尽くした
はやく、この場から離れてしまおうと思い、足を動かした







だが、一つ想定外だったのは










僕の足元に、
彼女があさったであろう、
お父さんであった、男の私物が広がっていたことだ



そして、不幸にも僕の足にそれがぶつかり
大きな物音を、立ててしまった




とても、当然であり
何より、非情な事に



彼女の耳にその音が届かない筈が無かった


母親
あ、あなたの最初の一文字、あなた
母親
あぁ、そうか
母親
あんたか
母親
あんたのせいなのね
母親
だって、おかしいもの!あの人が、私を愛していない筈が無い!
母親
あんたが生まれてからよ!!あんたがそそのかしたのね!


母親
ずっと、気味が悪かったのよ!そんな格好をして!
母親
でも優斗さんがとてもうれしそうだったから!
母親
私もそれでいいと思って!!
母親
なのに、あんたは!そんな馬鹿みたいな格好をして、優斗さんをそそのかしたのね!!



母親
この、悪魔が!、優斗さんを助けなきゃ!
母親
この、気味の悪い悪魔をなくさなくちゃ!!


あなた
( っ、やっば )
あなた
( 手の震え、とまんね )


流石に、こんな姿、見たくは無かった

そんなこと言われたくは無かった


あなた
( まず、えっ、とに、逃げなきゃ )


母親
待ちなさい!!、この悪魔が!!!



あなた



皮肉な事にも、実の親なんだ
こんな事を言われたら傷付くに決まってる




何で、


何で、



何で、そんな事言われなきゃいけないんだよ




誰か、助けてよ




おねがい




















助けて、加賀美さん
加賀美Side







そこら辺の人
社長、こちら先ほどの会議のまとめです
加賀美ハヤト
ああ、有難う御座います

そこら辺の人
日曜も仕事とか凄いっすね〜、社長〜
そこら辺の人
おい、失礼だろ
そこら辺の人
いーんだよぉ、社長優しいから
加賀美ハヤト
はは、まあ他の人には気をつけてくださいね
そこら辺の人
ほーら!見たことか、優しい!
そこら辺の人
親しき中にも礼儀ありだろ、馬鹿!
そこら辺の人
うわ〜、ひでー


そこら辺の人
そー、いえば社長、この後メシ行きません?
そこら辺の人
俺金欠なんすよぉ〜
そこら辺の人
おっま、何言ってるんだ、失礼だろ!!
そこら辺の人
うわ、うるっさ
そこら辺の人
誰がうるさいだと!?
加賀美ハヤト
まあまあ、一旦ストップですよ、お二人とも

加賀美ハヤト
それと、実はこの後予定がありまして
そこら辺の人
えっ!デートっすか!?
加賀美ハヤト
まあ、そうとも言うかもしれません笑
そこら辺の人
うっわ〜、見せしめだ〜、俺に対する見せしめだ〜
そこら辺の人
おい、口を慎め
そこら辺の人
はー??、だっる
そこら辺の人
っ〜、誰が(



ぷるるる、ぷるるる
加賀美ハヤト
すみません、私です


加賀美ハヤト
はい、もしもし
加賀美ハヤト
加賀美ですが、(
あなた
「 たっ、助けて下さい!! 」
加賀美ハヤト
っ!?
加賀美ハヤト
何が、あったんです!?
加賀美ハヤト
あなたさん?、聞こえますか?
あなた
「 はい、ど、どうしましょう僕えあ、どうしよう 」


そこら辺の人
どうしたんだアレ
そこら辺の人
緊急事態何だろ
そこら辺の人
いそげ____、


加賀美ハヤト
落ち着いて下さい、今何処にいますか
あなた
「 あ、えっと、✕✕市の◯◯地区、のえっと、✕✕ホームセンターの前を抜けました 」


加賀美ハヤト
( 「 抜けました 」ということは、走っている )
加賀美ハヤト
( なにかから逃げている? )

あなた
「 あの、どうしましょう 」
加賀美ハヤト
直ぐにそちらに向かいます、✕✕市の駅まで行けますか?
あなた
「 あ、が頑張ります 」


加賀美ハヤト
分かりました、ぜったいに助けます、信じて待っていて下さい
あなた
「 はい、 」


プツッ

加賀美ハヤト
すみません、私(
そこら辺の人
はやくいって来いよ〜、社長!
そこら辺の人
タクシーは手配してあります
加賀美ハヤト
え、お二人とも、何故...?
そこら辺の人
なんとなくしか分かってないけど、急いでるんでしょ?
そこら辺の人
はやくいって下さい!急いで!


加賀美ハヤト
はい、お二人とも恩にきります!



頼むから、


間に合ってくれ
作者
作者です
作者
もうちょっとで
作者
この小説を書いたきっかけの、急に思いついたセリフが書けます!
作者
めっちゃ嬉しいです
作者
以上作者でした

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