第17話

<番外編>プレイアの祈り
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2025/07/17 09:21 更新
この回は、第6話を踏まえた話です。時間軸は第7話です。
また、挿絵はありませんが、残虐表現があります。
101号室
アイデアル
アイデアル
(意識他界中)
プレイア
プレイア
某変態さんの大暴走により、アルは気絶した。
そのアルの看病をしているプレイア。
プレイア
プレイア
ゼネラルさん…
彼は、『この結界ないが危ないかもしれない。わーが見てくるから、プレイアサンは誰かと一緒に居て。』という感じのものを言っていたため、ゼネラルが帰ってくるまで、プレイアはアルの看病をしていた。
プレイア
プレイア
ここの結界は、小さめの様に感じましたが…
意外と広いのでしょうか…
建物は1、2階と地下1階の計3階建。
そのうえ、1つの階に部屋が数個しかない小さな結界。
それにしてはなかなかゼネラルが帰ってこないのを、不安に感じるプレイア。
???
プレイアさん?
プレイア
プレイア
カルミア
カルミア
わっ…、少しびっくりした…
あれ?ゼネラルさんはいないの?
部屋の出口にいたのはゼネラルではなく、カルミアだった。
プレイア
プレイア
カルミア様…
ゼネラル様は結界内を見回っています。
カルミア
カルミア
あれ?そうなの?
僕も見回ってたけど、見なかったよ?
プレイア
プレイア
そうですか……?
カルミア
カルミア
うん
その言葉に少し不安を覚える。
カルミア
カルミア
…あのさ、一緒に見て欲しいものがあるんだけど、ついてきてもらっていいかな?
プレイア
プレイア
2階エレベーター前
カルミア
カルミア
これなんだけどさ。
プレイア
プレイア
…?
エレベーターの前に段ボールが置かれていた。
カルミア
カルミア
これが、置かれてあってびっくりしたんだ。
なんか、外側赤いし…
205号室ってエレベーター前だからこれが元からあったか、ゼネラルさんかプレイアさんに聞きたかったんだよね…
プレイア
プレイア
段ボールは、見たことないです。
この段ボール、今初めて見ました。
カルミア
カルミア
そっか……
段ボールを見つめるプレイア
プレイア
プレイア
あの、この段ボール開けませんか?
もし、これがカイブツによって設置されたのなら、誰がカイブツが特定できるかもしれません…
カルミア
カルミア
ほんと?
僕、中身気になってたんだけど、赤い汚れがついてるきみが悪い段ボールだから開ける勇気がなかったんだ。
カルミア
カルミア
これが、カイブツが設置したものなら、たしかに誰がカイブツが特定できるかもしれないね。
プレイア
プレイア
……では、開けますね。
段ボールを開けるプレイア。
そこにあったのは、四肢と頭が切断されたゼネラルの死体。(8話参照)
カルミア
カルミア
うわっ………
プレイア
プレイア
ゼネ、ラル、様………?
ゼネラル
ゼネラル
そこにあるゼネラルは、返事をするどころか、息をしていない。
切断された部位すべてが冷たくなっている。
プレイア
プレイア
いや……いやです、ゼネラル様………ッ!
段ボールをみて、プレイアも嫌な予感はしていた。
ただ、これがゼネラルの死体だと思わなかった。
プレイア
プレイア
いや…ゼネラル様………
静かに涙を流しながら、段ボールに入っているゼネラルの頭部を抱えるプレイア。
プレイア
プレイア
こんなこと………だれが………っ!
カルミア
カルミア
……
プレイアの首の前に鎌の刃があった。
プレイア
プレイア
カルミア
カルミア
俺だよ
カルミア
カルミア
ゼネラルのスキルってめんどくさいんだよ………
ちょうど1人だったし、殺しちゃった
プレイア
プレイア
な………
カルミア
カルミア
いやぁ、めんどくさいからね。
ここにエレベーターの中と同じ構図のモノ作って、カイブツ以外が乗ったら故障するように作るの。
カルミア
カルミア
きっと、俺が契約した別の結界のカイブツなら、簡単に作れただろうな~
はぁ………
プレイア
プレイア
っ……
貴方様がカイブツなんですか?
カルミア
カルミア
ん、そうそう。カイブツ。
プレイア
プレイア
言っちゃうんですね………私が皆様に報告するかもしれないのに。
カルミア
カルミア
え?まさか、生きれると思ってる?
プレイアの首に軽く鎌を刺す。
プレイア
プレイア
いっ
カルミア
カルミア
う~ん、そうだなぁ……
プレイアには最後のチャンスを与えようかな?
プレイア
プレイア
ちゃ、チャンス………?
いったい何を……?
カルミア
カルミア
うん、
『俺と契約しようよ。』
プレイア
プレイア
……は?
カルミア
カルミア
契約してくれるなら、プレイアを生かすよ。
プレイア
プレイア
それって、私がカイブツになるということですよね?
カルミア
カルミア
うん、契約だもんね。
契約したら、プレイアはカイブツになるよ?
プレイア
プレイア
……それなら、断ります。
カイブツになる気はないんです。
カルミア
カルミア
………はぁ、契約するメリット知らないんだ。
プレイア
プレイア
願いがかなえられるんですよね…
そんなの、カイブツになる時点で意味ないです。
それに、ゼネラルは、もう………
カルミア
カルミア
………察しが悪いね。
俺と契約してカイブツになれば、ゼネラルを生き帰すって言ってんの。
プレイア
プレイア
………え?
カルミア
カルミア
まぁ、正確にはゼネラルに近いもの。
結界内で俺が得たゼネラルの情報を使って、ゼネラルを作る。
本人そっくりの偽物だけど。
プレイア
プレイア
………
カルミア
カルミア
それに、契約してとして、俺とプレイアどっちも死んだら結界ごと、ゼネラルも消えちゃうけどさ。
いないより良いんじゃない?プレイアにとって
プレイア
プレイア
カルミア
カルミア
ゼネラルと、一緒にいれるんだよ?
カルミア
カルミア
こんなこと、もう二度とないよ?
プレイア
プレイア
………
カルミア
カルミア
選びなよ。死ぬか、ゼネラルといるか。
カルミア
カルミア
うん、つくったよ。
もうそこら辺にいると思うから。
プレイア
プレイア
………
カルミア
カルミア
一応言っておくけど、自分と僕がカイブツだってことは言っちゃダメ。
あとは…できるだけカイブツこっち側を増やしたいから、契約を持ちかける。
断られたらすぐ殺すこと。
カルミア
カルミア
これだけは、守ってね。
プレイア
プレイア
はい………
101号室
プレイア
プレイア
………
アイデアル
アイデアル
あ、プレイア。
プレイア
プレイア
!、アル様!
起きたのですね
アイデアル
アイデアル
今ね………ごめん、プレイア。
迷惑かけて。
プレイア
プレイア
いえいえ………
ガララ……
ゼネラル(?)
ゼネラル(?)
あ、プレイアサンいた!
プレイア
プレイア
アイデアル
アイデアル
あ、ゼネラル……
そこにはゼネラル…正確にはゼネラルの複製品ニセモノがいる。
ゼネラル(?)
ゼネラル(?)
いろいろ見たけれど、危なそうなものはなかった。
ふぃーじーみたい。
アイデアル
アイデアル
ふぃーじー……?
ゼネラル(?)
ゼネラル(?)
あ……大丈夫って意味。
すまんね。うちなーぐち出しちゃって。
アイデアル
アイデアル
あぁ……ふぃーじーだよ
プレイア
プレイア
………
うちなーぐちで話すその姿は、ゼネラルそのものだった。
ゼネラル(?)
ゼネラル(?)
?、プレイアサン?どうしたの?
プレイア
プレイア
…いえ、なんでもありません。
無事で、何より……です。
『偽物でもいい。
貴方がそこにいてくれるなら、私は…
カイブツにだってなります。』




























『本当は、貴方が殺される前に………、本物の貴方と一緒にいれたなら………』


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