皆さん、お久しぶりです。
実は僕、今大変な状況に陥っています。
何故なら……
沢城くんと2人っきりだから!!!(汗)
沢城くんは不思議そうに首を傾げる。
……それはね……
理性を保つことが出来ないからァ!!←
そんなことかよって言わないで!!?
はいそうです!!
幽霊族はそこまでか弱くないです!!
でもね!?
いくら本人に理性が保たないから、なんて言えるわけないでしょ!!?
……またもや僕はしどろもどろに答えてしまった。
そのせいか、沢城くんは怪訝そうな顔をしながらこう言った。
沢城くんはそう言った後、
バスタオルを持って部屋を出ていった。
僕は安堵のため息をついた。
あっぶね〜←
理性が切れるところだった…←
僕はぐーたらしていた体制を元に戻し、
そう反応した。
まあ何となく分かるよ、僕はそう答えた。
……って言うか、
なんで浴衣を着てるの…?
僕は頭に手を当てたくなった。
…沢城くんが浴衣着ると、色気が凄いんだよ…
僕が申し訳なさそうに声をかけると、
沢城くんは首を傾げ、こう聞いた。
はは……と沢城くんは乾いた笑みを浮かべた。
あ。と僕は思い出し、
準備をしたあとこういった。
手をブンブン振りながら僕は温泉へと向かった。
わあ……!!
凄い景色……!!
……まあ、いい意味の凄い景色じゃないけど…
地獄がここからちょうど見えて、
阿鼻叫喚、まさにカオスだ。
……うわぁ…
僕はスイーと泳いだ。
こんなに広い温泉で僕1人珍しいかも…
いつもは父さんとか、ごく稀にねずみ男が居たし…
僕はそう思いながら、ひとり温泉を満喫した。
そんな寝息を立てながら、
沢城くんはいつの間にか僕の布団まで引いて、
自分の布団で寝ていた。
……なんかここまで無防備にされると…
ダメダメ、と僕は首を横に振った。
本人の了承が出るまで手を絶対出さないって
決めたのは僕自身だ。
それに、僕も眠いし…
おやすみ…
僕は心の中でそう呟いたあと、
無意識に電気を消したのか、
真っ暗になったあと、すぐに眠りへと着いた。
フフフ、と美人な女性は優雅に、上品に笑った。
そう言い、
男は目を瞬かせた。
男は不満そうな顔をした。
その様子を見て、女はまたフフ、と笑った。
はあ、と男は溜息をつきながら
額に手を当てた。
なんだよこんな朝早くから…
僕は目を擦りながらそう文句を言った。
僕はそういい、布団に入ろうとした……が。
沢城くんによりひっぺがされた。
え、ちょっ!!?
かなりの圧を感じる声と顔をしながら
僕にそう言った。
……そんなことされたら起きるしかないだろ……
僕はさすがに観念し、布団から起き上がった。
僕はべそをかきながら文句を言った。
その様子を見た沢城くんは呆れたような目線をし、
こう言った。
そう。
沢城くんは結構華奢だけど、
僕より身長が低い訳では無い。
なんなら歴代鬼太郎の中で高い方に分類される。
でも……っ
やっぱり納得できない……っ!!
僕はグチグチと文句を言った。
その様子を見て、沢城くんが口を開こうとすると…
沢城くんが少しイラついているのが分かった。
けど、僕駄々こねてないよ!!
沢城くんが華奢で美人な理由がやっとわかった気がする。
沢城くんのお母さんが凄い美人だからかぁ…
華奢なのは年齢かな?
コテリと首を傾げながらそう聞いた。
見た目によらず、結構可愛い仕草するんだな…←美人に弱い人。
そう言い、沢城くんは部屋を走り去って行った。
……話ってなんだろう?
うーん…
さっき喧嘩してたから、
喧嘩はしないでねって言うつもりなのかな?
でもそれだったら沢城くんも居た方がいいし…
あれ??
じゃあ僕になんの用だろう?
沢城くんが、鈍感だったのは…
僕が頭を抱えながら大声で文句を言うと、
クスクスと岩子さんが笑った。
僕は驚きすぎて変な声が出た。
その様子を見たあと、
岩子さんはやっぱりね、と言い、
納得した表情になった。
誤っているようには全く見えない…
だって、愉快そうな顔をしながら言っているのだから。
僕は思考放棄も時には大事だ、と思い本心状態になっていた。
ん?
と僕は反応した。
ニコリと全く読めない笑みを見せた。
……?
別に、自分以外のことに敏感なら、
これは沢城くん自身のことだから気をつける必要性は無いと思うんだけど……?
僕が首を傾げていると……
沢城くんは水木さんの腕を引っ張りながらそう言った。
僕らが返事をしたのを確認したあと、
岩子さんと水木さんは部屋から出て行った。
ふぅ……
なんか疲れた……
僕らは黙々とご飯を食べ、
準備をしたあと見学場所へ向かった。
「……うぁ、ぁぁぁ…」
「死に、たいよぉ…」
……僕は見ているだけで嫌気がさした。
……この人達は、死にたいけど、
地獄が了承してくれないのだろう。
地獄は、死後を迎えた人間だけが来れる場所。
つまり、この人達はまだ死んではいけない人間なのだろう。
だから、死にたくても死ねない。
…そうだけど……っ
僕は下唇を噛み、悔しがった。
もし、僕がもっとこの人達を救えるような力を持っていたら。
……なんて、意味の無いことを僕は考えた。
この人達が救われて欲しい…
この人達が何をしたのだろう…
僕は哀れみと悲しみを抱いていた。
沢城くんはなんとも言えない表情でそう語った。
沢城くんは怒りを滲ませた声を出しながらそう言った。
…僕も、実際相談すれば良いのに、とか。
哀れみの目線を向けていた。
けどこの人達は、周りの人に心配を掛けたくなかったから、
こうなったんだ。
彼らには、『頼る』と言う選択肢が傍からなかったんだ。
沢城くんはボソリと呟いた。
誰を想像したのかは恐らく彼にしか分からない。
けど多分、彼にとって一番救われて欲しい人物なんだろうな。
突然、狂骨が沢城くんに襲いかかった。
沢城くんは驚いて、体が動かないようだ。
僕は覚悟を決め、沢城くんの元へと走り、
そう言い、沢城くんを庇い僕が狂骨の攻撃をモロに食らった。
…………ウアッ
ガシリ。
死にたい。
沢城side
死にたい。
高山先輩がそう言った時、かなり焦った。
僕は掠れた声を出しながらそう言った。
……なんで……?
あの、狂骨が原因……?
僕は思考を巡らせ、
多分あの狂骨が原因だと思った。
高山先輩は泣き言のようにそう言い続ける。
僕はその様子を見て泣きたくなった。
だって、高山先輩はいつも笑顔なのに、
今は泣きそうな顔をしていて、
僕まで泣きそうになってしまうから。
を、しようとしたが思い出した。
母さん達は閻魔大王に呼び出されて、
夕方(……?)まで帰れないんだった。
それで僕らに見張るよう言われて…うわぁ…
先輩達に……ってあ。
チケット無いと入れないんだった。
うわぁ、詰んだ←
高山先輩は呪われたように……いや、実際呪われたのだろう。
魘されたように『死にたい』、と言い続ける。
……クソっ…
僕は不甲斐ない自分がどうしようもなく嫌になった。
僕がもし近付いてきた狂骨に気づいていたら。
もし狂骨から避けれたら。
なんて、意味の無いことを何度も想像してしまう。
けど、なってしまったことは元に戻せない。
そんなことは嫌という程知っている。
……はあ。
僕は1人、大きなため息をついた。
裏話(゚∀゚ノノ"☆パチパチパチパチ★
ツッコミご苦労様です戸田母さん。←
先輩達は地獄をめちゃくちゃ楽しんでいたとさ☆
( ᐛ👐)( ᐛ👐)✨チャンチャン
次回も頑張るぞー!!
(`д´*)o"エイ(`Д´*)o"エイ(`ᗜ´*)ノ"オー!!























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!