〜あなたside〜
昼休み
教室の隅っこでいつメンと共にご飯を食べ、駄弁ってる最中
なつは今日はいるまと食べるみたいで、他クラスに行っちゃった
スイカ頭と派手な黄髪が特徴な、顔だけは良いおじいちゃん達は、私を見てふわふわと会話している
すちとみことは、近所のアパートに住んでる
そのこともあり、仲良くなった
デート、という単語に思わず反応してしまう
軽くみことを冷めた目で見ると、焦った天然王子は弁解を始めた
それがおもろいのでとりあえずそのままにしておく(とてもかわいそう)
私は持っている服を思い返す
……….、
まともなのがない
どうしよ
最初は遊びに行くぜいぇーいって感じでなつと喋ってたのに、
本番を明後日に控えて今更
何故か緊張してきて、
すちに言われた”デート”という単語が頭を離れなくて
一応確認のつもりで、クローゼットの中を探り、服でも見繕っておこうと思っただけなのに
それ以前の問題が発生
何故だか笑っているすちを半眼で見ながら問い詰める
そう、
たまにこの2人に、恋愛相談なんかもしてた時期がある
だからこそ、弱みを握ってくるんだよこの腹黒スイカは
ほら最後まで聞いてくる、
結局私も嘘はつけなくて言っちゃうんだけど、
どーせだらしないとか思ってんでしょ
わかってるよ自分でも
…..、それってお洒落じゃないって言いたいの?!?!
ほんの少しだけ、
すこーーーーーーーーしだけ
ときめいてしまった自分を五発くらいひっ叩いてやりたい
まぁ、無駄に服は多いかも、
すちは焦ったような顔をして
深く息を吐いた
2人は顔を見合わせた













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。