ダヒョンと会場の中に入っていく。
居酒屋の中の大きめの個室だった。
中学校は田舎で小さかったので、
学年でも40人くらいしかいなくて、
参加する人もクラスの半分くらいだったから、
小さな個室でも十分入る人数だった。
参加した人は30人くらい。
ダヒョンと話していると、昔の友達が駆け寄ってきた。
× × ちゃんとダヒョンは可愛いので、次々と男子たちが群がってきた。
(○○も同じくらい可愛いです。)
昔は可愛くなかったみたいに感じさせる失礼な言い方に、私とダヒョンと× × ちゃんは少しムッとしていた。
その時だった。
私達をナンパしてきた人達の中に、□□がいた。
後ろの方に隠れるようにしていたけど、
ずっと笑っていて気持ちが悪い。
来なければ良かったなんて思ってしまった。














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!