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第1話

1話
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2023/08/15 04:49 更新







  20XX年XX月XX日
  一言で言えば猛暑日 。



  出勤時間にきちんと間に合うように 。
  電車時間に間に合うように 。

  電車発車時間の30分前にはきちんと
  ホームに着くようにしている 。






あなた
 ... 、!すみません、 
XX
 チッ、周り見ろよ 
あなた
 、...  






  謝ってばかりのこの日常 。

  こんな日常に終止符を打ちたいと思ったのは
  これで何回目なんだろうか 。

  大変だった就活を思い出すと
  不意に涙が出そうになる 。



  あんなに頑張った結果がこれか 。






あなた
 今日は大事なプレゼンが ...  。 

 ... よし、資料持った、
 パソコン ... よし、大丈夫






  少し茶色がかった黒い髪の毛を
  1つにまとめる 。

  こんなに暑い日に髪を下ろしてきたのが
  間違いだった 。






??
 ...  なあアンタ 
あなた
 、?はい 
??
 これ、落としたぜ 
あなた
 あっ、!すみません、
 ありがとうございます ... ! 
??
 それと、謝ってばっかなの 
 やめろ 。
 見てて呆れる
あなた
 えっ、あはい、... 






  そう言って男の人は立ち去って行った。

  ...... なんなんだあの人。

  黒いストレート髪で背の高い男の人。
  口元に傷があったのがチラッと見えた 。



  でも ”大事な物” を拾ってくれて助かった。



  

  電車が到着した 。
  ホームにアナウンスの声が響き渡る 。

  その瞬間から仕事が始まっていると思うと
  憂鬱で仕方がない。






  もしかしたら、
  今この瞬間から運命の歯車が動き始めて
  いたのかもしれない 。





  これは、” 私の運命の相手 ” が
  将来の ” 私の夫 ” になるまでの物語 。







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