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第3話

弐。天人五衰。
9
2024/06/28 09:28
目覚まし時計ゴーゴリで目覚めた俺は、若干グッタリしつつ、目の前のドアを開ける。
(なまえ)
あなた
おはようございます…
ゴーゴリ
ゴーゴリ
おっ!やっと来たねあなたのカタカナの文字君!!
ドストエフスキー
ドストエフスキー
おはようございます、あなたのカタカナの文字さん
ドス君が俺を見て、優雅に笑う。
ドストエフスキー
ドストエフスキー
今朝も有意義な時間をお過ごしだったようですね
その言葉に、その後ろに立っていたシグマが全てを悟った顔をする。
シグマ
シグマ
お疲れ様
そう言って、俺の肩に手を置き、次の瞬間ゴーゴリに絡まれていた。
ドストエフスキー
ドストエフスキー
さて、あなたのカタカナの文字さん。
この前の件ですが…協力して頂けますか?
ドス君がもみ合う二人を横目で見ながら、俺にそう問うてくる。
(なまえ)
あなた
‥‥嗚呼、勿論。
俺はそれに、静かに頷く。
(なまえ)
あなた
ーーもう、準備はできてるよ
ドストエフスキー
ドストエフスキー
・・・・ふふ、流石ですね。
矢張り貴方を選んで良かった。
(なまえ)
あなた
・・・・指示はくれ。そうしたら動く。
ドストエフスキー
ドストエフスキー
了解しました。
その返事を聞き、俺は部屋を出る。
ドストエフスキー
ドストエフスキー
ーー宜しくお願いしますね、あなたのカタカナの文字さん…
楽しげなドストエフスキー魔王の声を背後に。
ライラ
ライラ
やっとあの人出しやが…んんっ、だしていただけました〜!!
ライラ
ライラ
ぜひ読んでみてくださいね〜(圧)

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