request_
私の彼氏は束縛が激しい。
男子と目を合わせるだけで叱られまともに女友達とも遊ばせてくれず門限だってつけられている。
ある日家へ帰るとこんな事があった。
いつもならただいまと声を掛けると犬のように駆け寄って「おかえり!」と返事しハグをしてくる。
だが今日はどこか違うようだった。
そう言ってデヨンのおでこに手を当てた。
すると彼はその手を掴んで口を開いた。
思い当たる節がなかったので「なんにもしてないよ〜?」そう答えた。
私が男の人と歩いた。その場面を考えてみたら弟のことが頭に浮かんだ。
デヨンは私の頭を撫でながらそう言った。
するとデヨンは「大丈夫だよ」と言うかのように私に甘い口づけをした。
そう言って彼は私を愛おしそうな目で見つめた。
そんな彼に溺れているのは他の誰でもないわたしだった。
end












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!