そういうとしゆん先輩はしゃがんで微笑んだ。
と頭を撫でてくれた。
なんだろう。その一つ一つの行動にかっこいいと感じてしまうこの気持ちは。
でもそれだけじゃない!
まだ私はしゆん先輩のこと全然知れてない!
しゆん先輩の好きなタイプになりたいな…
って私何考えてるんだろ
自分でも顔がみるみるうちに暑くなっている事がわかった。
しゆん先輩はなんで私の頭の中がすぐわかってしま
うのかと考えているとしゆん先輩は近ずいてきて自
分の手を私のおでこに当ててきた。
そういうとしゆん先輩はびっくりした顔でこちらを見ていた。
私は急に自分が考えてたことが恥ずかしくなって頷く事しか出来なかった。
この人ホント鈍感だな…もういいや どうにでもなれ!!
後々から自分が言ったことへの恥ずかしさと後悔が混じって何処か飛んで行きそうな感覚がした。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!