今、私が居るのは伯爵の洋館……そして最初のゲームの舞台でもある場所。
はぁ、ずっと思ってたけど………この人って本当にゲーム大好きだな。
伯爵が指を鳴らす。…鳴らした瞬間部屋が暗くなった。
でも、それは一瞬で明るくなった時にはBBJの準備が整っていた。
ブラックジャックは『21』に近い数を競うゲーム。…『21』を『14』にしたのがBBJ。
ちなみにオープンカードは6で、伯爵のオープンカードは10。
隠れてる方の数は……全く検討がつかない。
私はこの手のゲームを実際にやった…経験はない。…カードゲームの詳しい知識とかもあるわけじゃない。
……つまり、この状況。私が絶対的不利。
流石伯爵。ニコニコしてる。相変わらず年齢に合わないキラキラとした笑顔だ。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。