第3話

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2025/12/09 12:08 更新
大森元貴様へ
私は、今中学2年生の14歳です。
私のこと覚えていますか?
さすがに覚えていないかもだけど、思い出してくれば嬉しいです。
私は、あのときのあなたの下の名前です。
と言っても分からないですよね。
いまから約10年前、私が4歳のとき路上ライブをしていたあなた、もっくんに会いました。
もっくんというあだ名をつけた人だと言ったほうがわかるかもしれません。
YouTubeのおすすめでたまたま『私』という曲がこの前流れてきたんです。
聞いてみると、とてもいい曲だと思ったのと、なんか聞いたことがあるような歌だったので、調べてみました。
そうすると、この歌を作ったのは大森元貴さんだと知って、小さい頃の記憶だけど『私』を聞いていた気がしたのでこの手紙を送っています。
あのとき、もっくんは、日本中で活躍するバンドマンになるって言っていてその夢を叶えていてすごいです。
もっくんみたいな大人になるために私もがんばります。
        あのときのあなたの下の名前より。
スタッフ
大森さんっ!
元貴
はい?
スタッフ
なんか、ファンレターのなかでもすごいものがあったので渡しときます
元貴
あ、ありがとうございます
元貴
これって、
元貴
うそ、笑
元貴
すごいな、笑
滉斗
だれ?
元貴
ん?
滉斗
その手紙
元貴
あぁ、ファンレター?
滉斗
あのときのあなたの下の名前って、?
元貴
10年前ぐらいに会った女の子
滉斗
その子から?
元貴
そう、いまは14歳になったんだって
滉斗
やば、早いね
元貴
ね、笑

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