第4話

4話…
216
2021/11/06 12:05




_あなたside_



その後…何やかんやで1時間目の
授業の時間が終わり,




かれこれ言って今は休み時間という
至福の神様が私のところに舞い降りて来て
くれました。

(なまえ)
あなた
くぅ~…やっと人生で一番退屈とも
いえる授業の時間が終わってくれ
ましたぜ~
(なまえ)
あなた
さ~て…この限られた数十分の間に
なにをしようかな~?


モブ女1「あの!あなたの名字さん,もし良かったら
私とお友達になって頂いても宜しいでしょうか?」




モブ女2「ちょっとアンタずるいって~ あ!じゃあ私は色々と質問したいことがあるんですけど,
まずはそこからお話良いですか?」
(なまえ)
あなた
は…はい?


モブ男3「おい女子軍団,抜け駆けは卑怯だぞ!」




モブ男4「あの~ もし良かったら俺達とも
是非お話していただけませんか? 因みに
めちゃくちゃ性格良い奴らなんで!」


(なまえ)
あなた
あ~ なるほど?まぁそれなら
特に問題はないんですけど…



正直言ってこんな集団性でクラスの殆どが
私のところに集まられたら,




ただただ何人もの相手をするだけでこちとら
めちゃくちゃめんどくさいんだが…


(なまえ)
あなた
その~ すみません💦
私ちょっとトイレに行ってくるので
席外しますね…


モブ女1「あ~ 因みにトイレならここの教室を出た直ぐ真っ正面のところにありますから!」





モブ女2「あんたw そんなことくらい
ドアを開けただけで気づくことでしょうがw」





モブ男3
「じゃあお気をつけて行って来てくださいね~」





モブ男4「行ってらっしゃ~い👋」



(なまえ)
あなた
待ってw 普通トイレに行くだけで
こんなド派手な見送りする人達
いないからw




モブ全員「wwww」




まぁ無事逃げられることには変わり
無いんだけどね。








……数分後



(なまえ)
あなた
いや~… 多分結構長いことトイレに
偽ってた方だと思うし,このくらい
時間が経てば何人もの生徒の
相手をする暇も取れなくなるよね。


)…ガラッ🚪



(なまえ)
あなた
失礼しま~s((…ボフッ  ケホッケホッ
いっけね~…うっかりぼーっと
してて上見てなかったわ。
青柳ころん
青柳ころん
はっw ざまぁみろw




モブ男1「あなたさん大丈夫ですか?!」




モブ男2「アイツ… 本当に次のターゲットをあなた
さんにしやがったわ。マジで許せねぇ…」






モブ女1
「キャーッ!見てこれ。あなたさんの
机の中にゴミが沢山入ってる…」





モブ女2
「酷いよ… ころん!!!
なんであなたさんにこんなことするの?」



(なまえ)
あなた
まぁまぁ皆…私のことを心配して
くれるだけでも十分に嬉しいから,
まずは一旦深呼吸しよ?…ね?
青柳ころん
青柳ころん
そうやって調子乗ってるところとか
本当に気に入らないんだけど…
なんでお前なんかがこの学校に
来たんだよ!!




)ガリッ…

(なまえ)
あなた
イッタ…



うん。ちょっと待って?




なんか私,突然ころんっていうヤツに
頬の辺りを思いっきり爪で引っ掛かれたんだけど…




これって普通にいじめを通り越した
暴力ですよね?あれ…もしかして違う?



青柳ころん
青柳ころん
やっぱり…所詮口だけが
達者なヤツなんて,こんな風に
手を出されたら何にも出来なく
なるんだ…超ダッサw



)グイッ… ←襟を捕まれた音。


(なまえ)
あなた
ウッ…
青柳ころん
青柳ころん
まぁこれに懲りてこれから先,
僕に対する調子に乗った発言は
控えるようにするんだな?
惨めな転校生さんw



モブ男1「おいころん!流石にもう
初日の転校生相手に辞めてやれよ!」





モブ女1
「なら私からも言わせて貰うけど,普通に女子相手に手を出してる方がよっぽどダサいと思うし,
あなたさんには味方も沢山いるんだから
今のうちに諦めといたら~w」



青柳ころん
青柳ころん
チッ…あぁ分かったよ。
ならコイツの味方であるお前らを
先に消せば良いんでしょ?w
ほら,早く俺に着いてきなよ。




モブ男2「は?お前急になにを言って…」

青柳ころん
青柳ころん
つべこべ言わず俺の言う通りに
動いてれば良いんだよ!!!


モブ女2
「ッ… でもあなたさんが助かるなら…皆行こう。」





モブ女1「…まぁそれもそうね。
ほら…男子達も早くころんに着いていくよ!」


(なまえ)
あなた
は?アンタ達なんて馬鹿な決断を
してんのさ!別にコイツの言うこと
なんて聞かなくていいから,私のこと
なんて気にせずこのまま教室に
残ってな。


モブ男3「でもこれは僕達が決めた決断なんです…
あとこれはあなたさん。貴方を守るために女子が提案した考えなんですよ?」
(なまえ)
あなた
…でも!
青柳ころん
青柳ころん
は~い。おっそ~い…
お前らマジでふざけてんじゃねぇぞ?



)…ゲシッ💥ヽ( ・∀・)ノ┌┛Σ(ノ `Д´)ノ





モブ女2「キャッ!」


(なまえ)
あなた
……


ダメだ…こんな状況とても見ていられない。



青柳ころん
青柳ころん
じゃあね~ 仲間を守れなかった
弱い新入さ~んw 次はお前の番だから



)ガチャッ…🚪💥



(なまえ)
あなた
はぁ…私には守りきれなかった……か
自分の味方をしてくれた生徒が
アイツに連れていかれてから数秒後…




今はただただ"後悔"という言葉しか
私の心には残っていない状態だった。





モブ「その…さっきの被害で
怪我とかはしてませんか?」



(なまえ)
あなた
あ~ 特に心配しないでw
ただ切り傷が頬に残っただけだし。


モブ1「そうですか…それなら良かったです。」





モブ2「あの!私一応今絆創膏持ってるので,
よかったら傷直しに使ってください!」
(なまえ)
あなた
本当に!?ありがと~✨
じゃあお言葉に甘えて
使わせて貰うね!


モブ2「はい!」



どうやらこのクラスには私の味方を
してくれる生徒が多くいるみたいだけど,





いつかはどんなに強く結ばれていた
信頼関係のはずでも,





簡単に壊れてしまう時が来てしまうのかな…



(なまえ)
あなた
…はっ!なに今更暗い気持ちに
なってんだよ…人生気合いだよ
気合い!!あなたらしく頑張るぞ~💪
(なまえ)
あなた
あなたの名字あなた!ただいま復帰
モードに突入致します!!
ギュイイーン⤴️


モブ1「wwwww」





モブ2「やっぱりあなたちゃんの
言うことはすっごく面白いやw」
(なまえ)
あなた
え~ そう?何かありがとうw



やっぱり私にとっては皆と笑っていられる
時が一番の幸せなのかもしれないね…





それなら尚更…一度起きた出来事を
いつまでも引きずって落ち込んでるんじゃなくて,





これから先どうすれば仲間を傷つけずに
守ることが出来るのか…





まずはそれを第一に考えていくことが
今は大切なのかも。





モブ1「あなたさん…暫くぼーっとしてましたけど,
何か深い悩みごとでもあったんですか?」





モブ2「あ!ならなら,私達がその
悩み事を解決してあげますよ!」



(なまえ)
あなた
ん~… 今は大丈夫かな?w


今回ばかしは仲間に手を出そうとしたのにも
関わらず逃がすような真似をしちゃったけど…





次は必ずそうはいかないから覚悟しておけよ?




この青髪ゴリラ。



(なまえ)
あなた
いつ"アタシ"の本性が目覚めるのかは
分からないんだから,後に覚悟しておきなさい?w

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