あなたside
今仕事中〜
咲「ねぇ!!SixTONESのLIVE当たった!!」←同期です
『えっ!良かったじゃん』
咲「一緒に行かない?」
『うぇっ?』
咲「行こーね!!」
『え、うん』
え、北斗に見つからないよね
やばくない?言いたくないし
LINE
ピンポーン
北斗「はーい」
『あ、北斗』
北斗「え、俺以外に誰がいるの?笑」
『い、いないけど笑』
北斗「あのさぁ今日話があって」
『なに?』
北斗「俺と付き合ってくれませんか?」
『へ?』
北斗「だめ?」
『えっと……待って』
ここでOKしたら…北斗になんかある…?
こんな一般人と付き合いたいと思う?
嘘コク?なわけないよね…?
『………ごめんなさい』
北斗「そっか……笑」
「なんかごめんね」
『ううん、嬉しい』
『両想いになれると思わなかった』
北斗「え?じゃあなんで?」
『北斗は芸能人でしょ?それを邪魔したくない』
北斗「そんなの関係ないって」
『ごめん今日で会うのもやめよう?』
北斗「なんで…?」
『私、諦められなくなる』
北斗「だから、芸能人とか関係ないって」
「関係なく幸せにするから」
『…………』
北斗「あなた好きだよ」
『やっぱさっき言ったの撤回ね』
北斗「え、じゃあ…」
『お願いします…笑』
北斗「おっしゃーーー!!!!」
『これからよろしくね』
北斗「こちらこそ」
あ、LIVEの事は言わないからね?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。