第25話

優しい君へ
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2025/11/23 12:19 更新
※おそ松だけ他人設定。
※おそ松は十四松(10歳ぐらい)の担当医師
今宵、君は蘇る。あの頃の姿で。




十四松
十四松
ゴホッ…ゴホッ…
十四松
十四松
せんせ……くるし……
おそ松
おそ松
大丈夫大丈夫。
おそ松
おそ松
ゆっくり息吐いて……
十四松
十四松
ゴホッゴホッフ、フーッ…ゴホッ
おそ松
おそ松
うん、上手。
おそ松
おそ松
息吸おうとすると苦しいからね。



おそ松
おそ松
落ち着いた?
十四松
十四松
うん。もう大丈夫。
俺が担当している子は十四松という10歳ぐらいの男の子だ。
彼には上に3人下に1人兄弟がいる。

でも、俺は1度も兄弟が見舞いに来たのを見たことがない。
十四松
十四松
ね、せんせ
おそ松
おそ松
なーに?十四松
十四松
十四松
もし、僕が死んだらさ





















それから数日後、十四松は亡くなった。


もうギリギリって時にすら家族は顔を見せに来なかった。
おそ松
おそ松
…十四松、俺に任せて
君の願いは俺が叶えてあげる。そう誓った。
とある森にて
おそ松
おそ松
(十四松の死体を担いで森を歩く)
生前、あまり外に出れなかった十四松にまずこの景色を見せたかった。
おそ松
おそ松
十四松、いい景色でしょ〜?
もう十四松には生気が宿っていないはずなのに、とても美しい顔をして眠っていた。
おそ松
おそ松
また逢いたいよ……
そして俺はこの森に十四松を眠らせた。
十四松の体が腐り始めた。
おそ松
おそ松
あーあ、せっかくの可愛い顔が……
おそ松
おそ松
十四松、ちょっと待っててね。
赤塚、松野家にて
ピンポーン
トド松
トド松
チョロ松兄さんお客さん〜!
チョロ松
チョロ松
ちょっと今手離せない!
トド松
トド松
じゃあ一松兄さん
一松
一松
え、無理
一松
一松
クソ松いけよ
カラ松
カラ松
フン、ここは長男の俺が行こう。


カラ松
カラ松
ガラガラガラ…
カラ松
カラ松
えっと…どちら様…?
おそ松
おそ松
(カラ松にナイフを刺す)
カラ松
カラ松
え……グハッ……
一松
一松
え、何の音……?
カラ松
カラ松
来るなっ!!!
おそ松
おそ松
いやー、まじでみんなそっくりだねー。
おそ松
おそ松
(一松の頭を殴る)
一松
一松
ウッ……
トド松
トド松
カラ松兄さん!!一松兄さん!!
おそ松
おそ松
あれー、3人しかいないのかー。
おそ松
おそ松
ま、いっか。
トド松
トド松
や、やめて……!
おそ松
おそ松
(トド松の頭を殴る)
トド松
トド松
い”っ…(倒れる)
おそ松
おそ松
あとは…服か…
確か、上3人が青、緑、紫、弟がピンクって言ってたよな。
おそ松
おそ松
この黄色の服が十四松のか…
おそ松
おそ松
貰ってくよー。
緑の兄だけ留守みたいだなー。ま、必要な物は揃ったし。いっか。
おそ松
おそ松
(青、紫、ピンクの死体を担いで帰る)













チョロ松
チョロ松
嘘だろ……
目の前で兄弟が殺された。

俺はたまたま隣の部屋に居たからバレなかったけど
チョロ松
チョロ松
あの顔…どこかで……
つづく

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