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第19話

#19 トンネルの向こう側(D)
579
2025/06/26 07:01 更新


ずっと苦しそうで溶けそうだった、


マークの表情が限界に達したその瞬間、


もの凄い圧で締め付けられて、



ほとんど悲鳴に近い声で鳴いたマークが、目を閉じて小さく震え始めた。



これが、そうなのか?



出ないけどイケるっていう…




ドンヒョク
ドンヒョク
マーク、大丈夫?
マーク
マーク
ドンヒョク
ドンヒョク
マーク
マーク
マーク
…ん…


あ…


ようやく目を開け俺を見たマークが、何かを確認するように自分のものに触れる。


マーク
マーク
ん…

あれ…?
ドンヒョク
ドンヒョク
ん?
マーク
マーク


出てない

力無い声でマークがそう言って、


俺は一旦マークの中から自分のを抜き、その横に添い寝する。



ドンヒョク
ドンヒョク
男同士の時、そうなる事があるらしいよ
マーク
マーク
そうなの?
ドンヒョク
ドンヒョク
気持ちよかった?どんな感じ?

俺がそう聞くと、マークは恥ずかしそうに俺に背を向けた。



ドンヒョク
ドンヒョク
ねえ、


なんでそっち向くの
マーク
マーク
いや…


気持ち良かったけど
ドンヒョク
ドンヒョク
けど何

そう聞きながら、俺は思わずマークの背中を抱きしめた。



いつも追いかけてた広くて骨ばった背中が、


こんなにもすんなりと俺の腕に収まるのが愛おしい。



マーク
マーク
…こういうのってさ、



最初は痛いもんじゃないの?フツー
ドンヒョク
ドンヒョク



どゆこと
マーク
マーク
…いや、だからさ



俺、そういう体だったのかなって
ドンヒョク
ドンヒョク
ん?
マーク
マーク
俺の体って、


男に抱かれる用に作られてたのかな、実は


そう言ってマークがこっちを振り向くと、


その目はいつもに増して潤んでいて、


もしかして泣いた?と思うくらいで。


ドンヒョク
ドンヒョク
嫌だった?ごめん


無理させちゃったよね、多分


俺が早く早くって言うから、本当は無理して心の準備できるよりも前倒しして試してくれたんでしょ?
マーク
マーク
違う


そうじゃないよ



そうじゃないけど、なんかびっくりして




初めてなのに、なんでイケるくらい気持ち良くなれたのか


それを聞いて少し安心した俺は、


マークの唇にキスをしながら、


その右手を引っ張ってまだまだ大きくなりっ放しの俺のを触らせた。


ドンヒョク
ドンヒョク
次は…俺もイキたいんだけど
マーク
マーク
うん
ドンヒョク
ドンヒョク
マークの中ででも良いし、



少し休ませた方が良いなら、手でも良いよ
マーク
マーク
大丈夫


もっかい、やってみよ
ドンヒョク
ドンヒョク
じゃあ…



後ろからしても、いい?

するとマークが四つん這いになり、


ローションで濡れたその入り口を俺の目の前に差し出した。



ドンヒョク
ドンヒョク
じゃあ、また入れるよ
マーク
マーク
うん

ローションを少し足して、もう一度マークの中に少しずつ入っていく。



さっきよりも入り口は緩んだとはいえ、


油断するとすぐにでもイキそうなくらい中の締め付けがすごい。



マーク
マーク
んあっ
ドンヒョク
ドンヒョク
痛くない?
マーク
マーク
う…うん


あっ


さっきよりも少し速いリズムで、少し進んでは戻り、進んでは戻りを繰り返す。



マーク
マーク
あんっあああああ
ドンヒョク
ドンヒョク
ん…あっ


気持ちい…
マーク
マーク
あっ、また当たってる…

さっき見つけたマークの好きな部分に自分の先を擦り付けながら、


必死でギリギリの快感とのせめぎ合いに耐える。



もう…


何なんだよこの気持ちよさは…



ドンヒョク
ドンヒョク
マーク
マーク
マーク
んっ、んっあっ
ドンヒョク
ドンヒョク
マーク
マーク
マーク
ドンヒョ…

腰の動きが止められなくて、


もしかしたら一回目にしてはマークの粘膜を擦りすぎてるかもしれない。



でも、


止められない、全然止められない。
ドンヒョク
ドンヒョク
ねえ…


マーク…違うよ…
マーク
マーク
ん、んっ…何?
ドンヒョク
ドンヒョク
マーク…



男に抱かれるために出来てるんじゃないよ
マーク
マーク
あっ、んっ
ドンヒョク
ドンヒョク
マークの体は、


俺に抱かれるために出来てるんだよ?




そう言うと、さっきマークが果てた時と同じような収縮がまた起こって、



それと同時に、



もう限界を超えていた俺の中身が一気に発射した。
ドンヒョク
ドンヒョク
あああっ


何だよ…これって…



俺は力が入らなくなった体をマークの背中に預け、



俺たちは一つに重なったまま、ベッドに崩れ落ちた。



マーク
マーク
ドンヒョク

マークの柔らかい声が聞こえて、


俺は目を閉じたまま、


目の前にあるマークの背中にキスをする。

マーク
マーク
ちゃんとイケた?

マークが俺の手を握ってそう聞いた。






ちゃんとも何も…


何なんだよ、この気持ちよさ。



ドンヒョク
ドンヒョク
うん…


いっぱい出た気がする
マーク
マーク



それは良かった


マークの首筋から急に何かが香って、


それを確かめるように、俺はそこに口を付ける。



マーク
マーク
ん…
ドンヒョク
ドンヒョク
マーク…


いい匂いする
マーク
マーク
え?

なんだよ急に
ドンヒョク
ドンヒョク
いい匂い…


マーク
マーク
マーク
変なの

満たされるって、こういうことか。


この人が、俺の全てを支配して、


壊して、


溶かして、



そして満たしてくれる。





ドンヒョク
ドンヒョク
マーク?
マーク
マーク
ん?
ドンヒョク
ドンヒョク
好き
マーク
マーク
ドンヒョク
ドンヒョク
何で笑うの

すると背を向けていたマークがこっちを向いて、


両手で俺の顔を包んだ。


マーク
マーク
知ってるよ


お前は、


俺がいないとダメなんだ

何かを言い返そうとしたのに、


その時すでに俺の唇は塞がれていて。



ムカつくけど、



悔しいけど、



それより幸せが勝って、目を閉じる。


マーク
マーク
俺もだよ


好きだよ、ドンヒョク


繋がってくれて、ありがと


午前4時。



俺たちはようやくひとつになれて、



安堵と心地良い疲労の中、そのまま抱き合って眠った。

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