闇社会の最強ナイト､なぜかポケモンの世界に飛ばされる

神高男子が大好きすぎるわたしは、 いつどこに行くにも、推しぬい達と一緒。 『あーあ、本物になってくれないかなぁ、なんて』 冗談でそんなことを呟いていた、ある日。 『ここは一体どこなんだ…？』 『なんつーか…女子の部屋っぽいな』 『誰かのセカイ、だろうか…？』 『それにしても、興味をそそられる物ばかりだね』 『………は？』 推しが実寸大（設定）になって 目の前に現れたんですが？

この世の中の人間は四つに分類される 一つは『個性』個性を持った人間 一つは『異能力』異能力を持った人間 一つは『呪力』呪力を持ち制御出来る人間 一つは何も無い『一般市民』 『───』は今日も自分の仕事を真っ当する

自然を愛する国・フルーエント公国。 沢山の自然とともに、その力を使って生きてきた彼ら。 科学で発展した国・ケーミア帝国。 人工物と科学研究によって国の発展を行おうとする彼ら。 世界のバランスが崩れる時、大いなる力が動き出す。 風の便りを受け取った目黒蓮は、世界樹の番人・渡辺翔太に 世界のバランスを戻すよう命令され、旅を始める。 一方、ケーミア帝国の異端児・深澤の魔の手が、 フルーエント公国に住まう、水の巫女に忍び寄る。 彼の目的はそして世界のバランスは保たれるのか。