────────1週間後、土曜日─────────
今日は、決行日。
予告状を出したとある政治家の屋敷はたくさんの警察官で溢れている。
僕は今回も警察官に変装して屋敷に潜入していた。
潜入する目的は、主に2つ。
1つはあらかじめ潜入することで内部の様子をレンに伝えること。
もう1つはレンが盗みに入ったときに、僕がサポートすること。
例えば警察官の配置場所を教えたり、その他の情報を流したり。
潜入して分かったことをマイクを使ってレンに伝える。
そう言って通信を切った。
レンにも伝えた通り、指輪の警備が薄いことが引っ掛かる。
何度も盗みに成功している怪盗Renを舐めているということは考えづらい。
そう思い、指輪のある部屋へ行こうとしたとき、
警察の1人に声をかけられた。
少し警戒しながら答える。
って誰だ。
そう思い、玄関に向かった。
──────────玄関───────────
玄関にも警察官がたくさんいる。
皆が慌ただしく動いているなか、1人だけ隅の方で立っている小柄な女性を見つけた。
あれが、高瀬さん、だろうか…
その女性に近づき声をかける。
女性がゆっくりと振り返った。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。