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ん……?ここはどこだ?
目覚めると、俺は暗闇の中にいた。いや、違うな。目を開けていない。でも開ける動作はした。でも暗闇だ。俺も説明が難しい。
途端、頭上から光がもれた。
もしかして暗闇から抜けれる!?
俺は足元から押され、頭を引っ張られながら光へ向かって行った。
ぷはっ!?
光へ出た途端、俺は涙が出ていないのに大声を上げて泣いた。
なんでだ!?俺は別に悲しくないし、泣きたい気分でもないぞ!?
闇から光へ出されて眩しい中、俺は頑張って光に目を慣らす。光の隙間から、俺は見た。
知らん女を。
その時、俺は急に思い出した。
あ、俺転生したんだっけ。
俺は憲史という名前をつけられた。
松渕憲史。これが俺の今世の名前。
俺はなんてことのないガキを過ごしていた。8歳になるまでは。
8歳になって初めて迎える夏の日のことだ。俺は思いっきり小学生をしていた。ランドセルとか久しぶりに背負った。授業は正直つまんないから聞き流しだ(良い子は真似しないでね)。
小4の頃、俺は転校した。
その小学校で、俺はある少年と出会った。
俺は話しかけてみることにした。
俺は出来るだけ優しい子供の口調(?)で話しかけた。
最初は驚いた顔をしていた玄弥だったが、徐々に嬉しそうな顔に変わり、満面の笑みで返事をしてくれた。
いやぁ、やっぱ子供って可愛いなぁ。
学校で事件が起こった。
俺は学校で人気者(自分で言うんけ??)であり、学年の女子に群がられる。「ねぇねぇねぇねぇねぇ」。
鬱陶しい()
いつも通り、女子達に付き纏われて廊下を歩いている時だった。
「どうせお前がやったんやろ!!このアホが!!」
「ぐえっ!?」
俺は声のする方へ行こうとした。だが、それを女子に止められた。
何だよ、俺の心配かと思ったら俺の顔の心配かよ((
……さて、叩かれてる生徒……だいたい察しはつく。
許さねぇ。どんな報復してやろうか。
現場に着くと、怒った体罰教師、頬が腫れ床に倒れている玄弥、そして複数の男子生徒がいた。
このクソ教師は玄弥を指さしながらそう言った。
この男子生徒達か……
ほう、玄弥が殴った……ねぇ。
俺はどうしてやろうか、と考える。そこに、オドオドしている男子生徒が横を通ろうとした。その時、たまたま動いた先生にぶつかって転んでしまった。
お、チャンス!
ごめんねぇ巻き込んで。あとでお菓子詰め合わせプレゼントするね。
なんと!運良く怪我してくれたんですよこの生徒。いやぁ優秀だなぁ。
そう、今世の俺は箕面市出身。箕面市は、金持ちが住むことが多い市で、俺ん家も金持ちである((
焦って男子生徒に謝る先生。その間に俺は大人しい男子生徒から離れて玄弥に罪を着せた生徒のもとへ。
ここで俺は、すっっっっっっごい振りかぶって右ストレートを一人一発お見舞いした。
それに反応して振り向く先生。
俺は先生に迫る。「NO」と言わせないためだ。
俺はニヤッと笑い、ソイツらの耳元で言ってやった。
俺のダチに手を出す、即ち死だ。
俺はそう言い残し、先生に託した。
俺は玄弥の手を引いて校舎裏に向かった。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。