第6話

愛され極道と数回の人生②
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2025/08/11 17:26 更新
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ん……?ここはどこだ?
目覚めると、俺は暗闇の中にいた。いや、違うな。目を開けていない。でも開ける動作はした。でも暗闇だ。俺も説明が難しい。
途端、頭上から光がもれた。
もしかして暗闇から抜けれる!?
俺は足元から押され、頭を引っ張られながら光へ向かって行った。



ぷはっ!?
光へ出た途端、俺は涙が出ていないのに大声を上げて泣いた。
なんでだ!?俺は別に悲しくないし、泣きたい気分でもないぞ!?
闇から光へ出されて眩しい中、俺は頑張って光に目を慣らす。光の隙間から、俺は見た。
知らん女を。
その時、俺は急に思い出した。
あ、俺転生したんだっけ。
俺は憲史けんじという名前をつけられた。
松渕憲史まつぶちけんじ。これが俺の今世の名前。
俺はなんてことのないガキを過ごしていた。8歳になるまでは。
8歳になって初めて迎える夏の日のことだ。俺は思いっきり小学生をしていた。ランドセルとか久しぶりに背負った。授業は正直つまんないから聞き流しだ(良い子は真似しないでね)。
小4の頃、俺は転校した。
その小学校で、俺はある少年と出会った。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
アイツ……いつも独りだな
俺は話しかけてみることにした。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
やぁ
??
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
初めまして、俺は松渕憲史。よろしくな!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
君は?
俺は出来るだけ優しい子供の口調(?)で話しかけた。
戸狩玄弥
と、戸狩玄弥……
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
玄弥か!むちゃくちゃ良い名前だな!よろしくな、玄弥!
戸狩玄弥
………うんっ!
最初は驚いた顔をしていた玄弥だったが、徐々に嬉しそうな顔に変わり、満面の笑みで返事をしてくれた。
いやぁ、やっぱ子供って可愛いなぁ。
学校で事件が起こった。
俺は学校で人気者(自分で言うんけ??)であり、学年の女子に群がられる。「ねぇねぇねぇねぇねぇ」。
鬱陶しい()
いつも通り、女子達に付き纏われて廊下を歩いている時だった。
「どうせお前がやったんやろ!!このアホが!!」
「ぐえっ!?」
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
なんだ?
俺は声のする方へ行こうとした。だが、それを女子に止められた。
女子生徒
や、やめた方がええよ!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
なんで?
女子生徒
だって、あの先生が憲史くんに怪我負わせたら嫌や……かっこええ顔に傷がついてまう……!
何だよ、俺の心配かと思ったら俺の顔の心配かよ((
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
これは体罰だ、許せねぇ。でもここから先は見せたくない、先行ってて
女子生徒
う、うん……気を付けてね……!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
うん
……さて、叩かれてる生徒……だいたい察しはつく。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
俺のダチ傷つけやがって……!!
許さねぇ。どんな報復してやろうか。










現場に着くと、怒った体罰教師、頬が腫れ床に倒れている玄弥、そして複数の男子生徒がいた。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
先生
体罰教師
あ?ま、松渕!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
これは……どういうことですか?
体罰教師
こ、これはやな……戸狩このアホが生徒を殴りよったからな?その罰として……
このクソ教師は玄弥を指さしながらそう言った。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
証拠は?
体罰教師
コイツらが言ってたんやで!
この男子生徒達か……
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
お前ら、玄弥にやられたのか?
男子生徒
そうや!俺ら何もしてへんのに!
男子生徒
コイツ、自分が殴ったくせに俺らに罪着せようとしてるんや!
ほう、玄弥が殴った……ねぇ。
戸狩玄弥
………………
俺はどうしてやろうか、と考える。そこに、オドオドしている男子生徒が横を通ろうとした。その時、たまたま動いた先生にぶつかって転んでしまった。
大人しい男子生徒
あっ……
体罰教師
あ?ちゃんと周りみて歩かんかい
大人しい男子生徒
ご、ごめんなさい……
お、チャンス!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
謝らなくていいよ。どうせこのドアホ教師がやったんだからね
大人しい男子生徒
……え?
体罰教師
な、なんやと!?もう一回言ってみぃ!!!
大人しい男子生徒
え、その……
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
合わせて。お願い
大人しい男子生徒
…………はい……
ごめんねぇ巻き込んで。あとでお菓子詰め合わせプレゼントするね。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
あっ!?先生にぶつかられたせいで膝怪我してる!大丈夫?
大人しい男子生徒
え?あ、ほんとだ……
なんと!運良く怪我してくれたんですよこの生徒。いやぁ優秀だなぁ。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
ひっどいなぁ……下級の民ってこんなことするんだぁ……
体罰教師
なっ……!?
そう、今世の俺は箕面市みのおし出身。箕面市は、金持ちが住むことが多い市で、俺ん家も金持ちである((
体罰教師
あ、わ、悪い!すまん、謝るから……な?
焦って男子生徒に謝る先生。その間に俺は大人しい男子生徒から離れて玄弥に罪を着せた生徒のもとへ。
男子生徒
ッな、なんや……?
ここで俺は、すっっっっっっごい振りかぶって右ストレートを一人一発お見舞いした。
男子生徒
ガッ……!?
男子生徒
ぐべっ!?
男子生徒
ごはっ!?
それに反応して振り向く先生。
体罰教師
な、何や!?
男子生徒
……せ、先生!松渕が急に殴って……!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
え?何言ってるの……?この僕が人を殴ると思います?先生!
俺は先生に迫る。「NO」と言わせないためだ。
体罰教師
お、思わん……
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
でしょぉ?
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
コイツら……僕に罪を着せようとしてるんですよ……酷くないですか……?
体罰教師
なっ!?なんやと!?お前ら!どういうことや!?
俺はニヤッと笑い、ソイツらの耳元で言ってやった。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
どうだ?冤罪の気分は
俺のダチに手を出す、即ち死だ。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
先生!後はお任せします!
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
あと先生、コイツの名前は「アホ」じゃない。「戸狩玄弥」っていう素晴らしい名前があるんだからね
俺はそう言い残し、先生に託した。
_松渕 憲史@まつぶち けんじ_
松渕 憲史まつぶち けんじ
行くよ。立てる?
戸狩玄弥
え、あ、うん……
俺は玄弥の手を引いて校舎裏に向かった。

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