竜胆さん、多分今日から復帰すると思う。
あっ、いた。
やばいやばい、そらさないと。
元気そうで何より。
ではないけど。
殴られるのか、、。嫌だ。
竜胆さんは相変わらず無言。
視線感じたり感じなかったり。
また殴られますよ。
ガン
もう一発蹴られた。
お腹と横腹が痛い。
私は無理矢理立ち上がる。
そろそろ、会議が始まる。
まだ蹴られたところがいたむ。
服をあげると痣になっていた。
でもマシなほうなんだと思う。
竜胆さんに手当てされてたから。
たまには自分で手当てしてみるか。
なんか竜胆さんと違ってしっくりこないなぁ。
不器用なところが出ている。
塗り薬だけ塗って仕事に戻った。
気づけばもう夜だ。
三途さんに来いって言われた時間帯。
重い足を引きずって三途さんの空き部屋に向かった。
目の前に蘭さんがいた。
完全に目がいってる。
私、死ぬのか?
ガン
頭を警棒で殴られた。
血が垂れてきた。
三途さんにやられる前にボロボロになるかも、、。
その後も、無言で殴られて私は抵抗する気力もなかった。
痛い。
竜胆さん。
手当てしてよ。
相変わらず、安っぽいベットだからかたい。これしかダメとかないでしょ?
あの後、自分で部屋に戻った。
三途さんは激怒してると思う。
今日も殴られるのか。
ん?
竜胆さんの匂い?
私はみなさんがいるところへ行った。
ガチャ
そこにはキスマと、殴られたあとがある竜胆さんがいた。
まじか、こいつ。
横腹を殴られた。
髪を鷲掴みにされて言われた。
これは、蘭さんのせいだ。なんて言ったら殺されるから言わないけど。
案外マシだったな。
三途さん仕事後だったから疲れてたのかも。
私は部屋に入り救急箱を取り出した。
難しい。
難しい。
ゴン
壁に投げつけてしまった。
隣は竜胆さんの部屋だ。
慌てて壁に耳をすました。
なんかいってるかな?
ガン
鮮明に聞こえる。殴られた音だ。
本当に気持ち悪い兄。
ヤンデレじゃん。
まぁ、いいや。手当ての続きしよう。
にぶい音を背に不器用ながらも手当てを続けた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!