第10話

2日目
2,257
2024/08/03 17:49










渡辺side







深澤「 やっぱ俺らが来てくれて嬉しいっしょ 」



向井「 そんなん当たり前やんなぁ 、しょっぴー 」



「 いや別に……笑 」







夜中に吐いちゃってから何処と無く心が沈んでたんだけど 、ふっかと康二が突然来てくれて内心ちょっと嬉しいのは事実



まぁ素直に 嬉しい とか恥ずかしくて言えねぇんだけどね 笑







深澤「 もぉ 、ツンデレなんだからぁ〜 」



向井「 ほんまになぁ?? 」



「 別にそんなじゃねーよ!! 」



宮舘「 翔太 、そんな怒るとしんどくなるよ 」



「 …涼太まで…… 」



宮舘「 ふふっ 笑 」



深澤「 舘さんって 、翔太に地味に意地悪だよね 笑 」



宮舘「 そう?? 」



向井「 しょっぴーのことが好きやもんな?? 」



宮舘「 うん 、そうだよ 」



「 っ// 」



向井「 しょっぴー照れとる!! 」



「 っせぇな… 」



深澤「 んはっ 笑 いつもの翔大で良かったよ 」



宮舘「 しんどそうにしてる翔太を見るのは俺も苦しいからね 」



「 いつ治るかな?? 」



宮舘「 そろそろ治るよ 、大丈夫 」



深澤「 今だって熱下がってきてるし 、1週間も経たずに完全復活じゃない?? 」



「 っしゃ 」



深澤「 あーでも翔太 、無理したら悪化すっからな 」



「 うぃ 」



向井「 ほんとに分かってんかな?? 笑 」



深澤「 いやー分かってないね 笑 」



「 そしたら薬も飲まなくていいってことか… 」







しばらくしたら治る、ということは薬からも解放されるじゃん、?



なんて考えれば薬からの解放感を感じて、自分でもわかるくらいに調子に乗ってる俺



それに気付いたのか 、良かったね嬉しいんだね 、嫌いな薬から卒業だね ってバカにした感じで言ってくる涼太







「 お前さ 、ことごとくバカにしてくるよな 」



宮舘「 え?? そうかなぁ… 」



「 はぁ…もういいわ 」



宮舘「 ふふっ 笑 ごめんね 笑 」



「 ふんっ 」



向井「 んははっ 笑 しょっぴーいじけてもうた 笑 」



宮舘「 ごめんね翔太 」



宮舘「 じゃあ1つお願い聞いてあげるから 、許してくれる?? 」



「 お願い?? 」



宮舘「 うん 、できることならやってあげる 」



深澤「 良かったなぁ翔太 」



「 うっせ 」



「 ……じゃあ 」







外歩きたい



そんなこと言うと無理って言われそうだけど 、俺が今本当にやりたいことはそれ







「 外…は?? 」



宮舘「 外?? 外行きたいの?? 」



「 なんとなく 」



深澤「 ゆーて昨日まで外出てたんだけどな 笑 」



「 いーの 」



深澤「 ん 、だな 」



深澤「 舘さんどする?? 」



「 んー 、まだ治ってないからね〜 」



「 やっぱ…ダメだよね 笑 」



向井「 そんな悲しそうな顔せんでよ〜 、心痛なるわ 」



宮舘「 ごめんね翔太 、だけどまだちょっと熱あるし 、またしんどくなるかもしれないから…ね?? 」



「 ((コクッ 」







やっぱり思っていた通りダメって言われて落ち込んだけど 、そりゃそうだよな って思えた







宮舘「 ね 、翔太 、熱完全に下がってからにしよ?? 」



深澤「 だな 、翔太 、そんときは俺が付き添ってやるよ 」



「 いらねぇわ 」



深澤「 ひっど〜 」



向井「 しょっぴー 、舘と行くんやもんな?? 」



「 ただの散歩なんだし俺1人で行けるし 」



深澤「 なぁそんな寂しいこと言うなよ〜 」



深澤「 あ 、9人全員でドライブでも行くか?? 」



宮舘「 楽しそうじゃん 、ね 、翔太?? 」



「 ……まぁ…行ってもいいけど 」







じゃあ翔太が治り次第で!! って決まった9人全員でドライブする予定



いちいち全員でかよ って思うけど 、それが案外嬉しかったりもする









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