第9話

2日目
3,387
2024/08/03 17:49










宮舘side







渡辺「 …りょーた 」



「 …ん 、翔太おはよう 」







お昼を回ったところで翔太が起きて



ほんとはもう少し早めに起こそうと思ったけど 、しっかり寝れてるみたいだったからそのままにしてあげて







「 身体どう?? 」



渡辺「 まだ怠いけど…全然いける 」



「 お 、そう?? 」



「 ちょっと熱測ってみよっか 」







まだ顔は若干赤みがあるけど本人は案外平気そう



見た感じも 、昨日はぐったりしてたけど今日はしっかりしてるというか







「 お 、37度だって 、下がったじゃん 」



渡辺「 良かった 、けほっ 」







熱も微熱程度に下がってくれて俺も安心なんだけど 、まだ少し咳が出るみたいで



ただ頻度は下がってきてるから 、しっかり治ってきてくれてるのかな







「 お腹すいてる?? 」



「 ご飯食べれそうだったら 、うどんか何か作ろうかと思って 」



渡辺「 …めっちゃ腹減った 」



「 ふふっ 笑 よかった 、じゃあ作ってくるね 」



渡辺「 じゃあ俺ソファ行く 」



「 …あ〜 翔太 、そのことなんだけどね 」







昨日吐いちゃって 、汚れ落としただけだから到底使えるわけが無くて



染み込んじゃってるから捨てなきゃいけないことを伝えれば 、分かりやすく落ち込む翔太







「 また新しく買いに行こうよ 」



渡辺「 …けどあれ涼太が俺にって 」







そう 、あのソファ実は俺があげたものなんだよね



俺の家にって思って買ったんだけど 、どうも合わなくて



ちょうどその時翔太がソファ欲しいって言ってたからあげたもの



だから相当大事にしてくれてたみたい







「 また買いに行こうよ 」



渡辺「 ((コクッ 」







テンションは下がり気味だけど納得してくれた







「 ここで待ってて 、すぐ戻るから 」



渡辺「 ん 」







頷いてくれたのを見てキッチンへと向かう



また野菜を多めに入れてあげて 、お肉も入れてあげる



急ぎめに作って 、栄養満点の具材たっぷりのうどんが完成







渡辺「 うわぁ 、うまそ 」







ベットテーブルの上に置いてあげれば 、キラキラした目で見つめていて



こうやって反応してくれるから俺も作る甲斐あるんだよね 笑







「 熱いから気を付けて食べてね 」



渡辺「 いただきまーす 」



渡辺「 ………んまっ!! 」



「 ふふっ 笑 」







昨日と同じように美味し美味しいって言ってくれるから 、作ってよかったって思っちゃう



今日は最後まで食べれたみたいで 、全部食べれた!って笑顔で言ってくるから俺も嬉しくなっちゃゃうね 笑






「 食べたらお薬飲もうね 」



渡辺「 ……ん 」







若干顔が引き攣ってるけど 、飲まないといけないからね



貰った薬を前に差し出す



おえおえしながらだけど全部飲んでくれたみたいで 、頑張りました賞としてグミを買う約束をした







" ぴんぽーん "









渡辺「 ん 、誰か来た 」



「 もう来てくれたんだ 」



渡辺「 誰か呼んだの?? 」



「 うん 、ちょっとね 」







ちょっと待っててって言って鍵を開けに行く







深澤「 おつかれ 、翔太どう?? 」



「 ありがとう来てくれて 」



「 昨日より楽みたいだよ 」



向井「 お 、よかったやん 」



向井「 ほなおじゃましまーす 」







呼んだのはふっかと康二



翔太も俺だけじゃ寂しいかなって思って 、呼んでみたんだよね



そしたら 行く行く!!ってすごい乗り気だから来てもらった








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