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第1話

1話
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2026/02/22 03:00 更新
ガヤガヤと騒がしいホール
そこに俺は立っていた
今日は大金持ち…いわゆる大富豪のパーティに参加した
目当ては一つ
その目当てとは…
と、そんなことを考えている時。急に照明が消える
どうやらこのパーティの主催者の登場らしい
モブ
やあやあみなさん。ご機嫌いかがかな?
モブ
私はこの会社の社長の…
と、主催者は長ったらしい自分の自己紹介を始める
なんでこういうパーティ事では主催者の紹介が1番長くなるのか謎である
モブ
さて、今回皆様のパーティに呼ばせていただいたのは他でもない、オークションのようなものをさせていただこうと思っております
パーティ会場はより騒がしくなる
「オークション!?」という困惑の声や「俺が余裕で勝ち取る」という自信たっぷりの声も出る
モブ
これを500万円から開始いたしましょう
きた。これが今回の俺の目当て
悠月
あー、ちょっといいかな?
モブ
ん?なんだね?
悠月
その珍物は俺のものだ
モブ
はぁ?何を言っているのかよくわかりませんね。欲しいのだったらオークションで取ればいいのです
悠月
だーかーらー!俺のものだからオークションなんてそんな大事みたいにしないでくれ
周りからは色々な罵声が飛び交う
「お前何様だ!」「こっちのもんだ!勝手に決めんじゃねぇ!」「オークションで勝ち取れよ!」という声が聞こえる
だが、俺はそれを気に留めない
そして俺は指パッチンをする
すると、急に照明が消える
モブ
な、なんだ!おい!ボディーガード!私を守れ!
悠月
もう遅いよのろま!これはこの…
悠月
「闇夜の大怪盗」様がいただくぜ!
モブ
お、お前!おい!警備員!そいつを逃すな
警備員は即座に出口を抑える
だが、俺の出る場所はそこではない
悠月
こっち、ガラ空きだぜ!
そして俺はガラスに向かって飛ぶ
ガラスは割れ、俺は空中に身を投げる
モブ
な、何!
モブ
あれ、流石に死んだんじゃね?
モブ
そうだな、闇夜の大怪盗なんて名前しながら頭悪いのか?
悠月
頭が悪いのはそっちだよばーか!
モブ
ぐ、グライダー!?
そう、俺はグライダーを広げるためにガラスを割って外に出たのだ
悠月
あばよ!
うっひょー!めっちゃあるじゃねぇか!
悠月
早速売りに行くか!
そうして、俺はいつも行っている場所に行く
悠月
よう!邪魔するぜ〜
そう言っていつも行っている場所に入る
店主
はいはい、今日はどんな用?
奥から店主が出てくる
そう、ここは居酒屋である
だが、路地裏にあるせいで全然人がいない
だから俺はここを行きつけの場所として採用しているのだ
悠月
これを売りにきた
店主
こんなもの、よく盗めるわね…
悠月
オークションだ。俺はこういう日程は把握しているのでね
店主
ふーん、で、これめっちゃ高いわよ?ぶっちゃけて言うと1000万でも惜しいくらい
悠月
んじゃ1000万で。あ、ちゃんといつもみたいに…
店主
はいはい、5万円札で換金ね
悠月
さっすが!話が早い!
ここは行きつけの場所なので、店主とも結構仲良く接することができている
そして、慣れている手つきでここに5万円札の束を置く
店主
はいっ!これで1000万!
悠月
ありがと。じゃ、早速配りに行ってくる
店主
自分の分にも回すのよ〜
その言葉に、俺は片手をあげて返事をした

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