窓からは夕陽が差し込み、学校の終わりを知らせるチャイムが鳴った
世の学生は寄り道をしたりする人が多いだろう
そんな中俺は
こいしと一緒に帰っていた
何故に疑問形?
俺に人権というものはあるのだろうか…
即答かよ…しかもしれっと心読んでんじゃねぇよ
今よく考えてみたらこいつを家に上がらせたことは間違いかもしれない
泊まるとか言い出せば今日の夜は活動できないじゃないか!
くっそ…何で早く気づかなかったんだ
そんなこんなで、俺とこいしは某格ゲーをやり始める
結果はどちらも互角だったが、最後に俺がミスしたせいでこいしが勝ってしまった
あいつってあんなにゲーム得意なんだな
少し意外だった
そうして俺はこいしを見送った
この後は言わなくてもわかる通り…
「高校生としての悠月」ではなく「闇夜の大怪盗としての悠月」としての活動が行われる
今日も大富豪のパーティに潜入し、宝を盗み出す
そんな夜が始まるのだった


















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!