約2時間後。
私たち稲荷崎は、会場である梟谷学園高校へ着いていた。
私だけが気づいていた。
甘栗から、黒いオーラが出ていることに。
私を睨んでいたようだけど……
ま、いいか。
取り敢えず、私は焦凍と合流しなきゃいけない。
……あ、でもまずは全校と挨拶しなきゃなんだっけ…?
めんど。
はい、治に強引に体育館へ連れてかれました。
嫌だって。
焦凍と会えるならいい……か…?
んーもう分からん☆
嘘。
逃げる。
でもコイツ力強ぇ。
全然逃げれんし。
水瀬あなたの下の名前、強引に集会に参加させられました。
〜集会後〜
私は疲れてしまって校舎内をトボトボと歩いていた。
すると後ろから肩を叩かれた。
後ろを向くと、何やら不機嫌そうな男子と、
髪色が半分違う男の子が立っていた。
多分、髪色が半分違う子が焦凍で……
…………あと一人は誰だ?
すると、髪色が半分違う子が口を開いた。
私は足先まで爆豪を観察した。
危険人物……ではなさそうだ。
護衛先の味方と挨拶を済ませると、向こうから声がした。
爆豪の突然の悪口に吹いてしまう。
すると、及川とやらの視線が私に向いた。
あいつらはどこまで私の悪口を広めんだよ……
私は個性を発動させた。
稲荷崎のジャージの下に着ていたコスチュームを見せる。
水瀬あなたの下の名前、合宿なんとかなりそうです。
次回
増員

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。