海人side
思ったより長くなってしまったと思い急いで車に戻ると助手席で携帯の電源が開きっぱのまま寝ている彼女がいた。
後部座席に常備しているブランケットをかけると彼女の携帯が見えTikTokが開いたままだった。
見るつもりではなかったが目に入った内容に驚いた
「彼氏を気持ちよくさせるテク」
彼女のことだ。きっとこの前した時に褒めたからもっと俺を気持ちよくしてくれようと調べてくれたんだろう
思わず心の声がもれてしまった
あなたの下の名前が俺の声に反応し身動ぎをして少し焦る。
彼女が起きて困ることはないのだがなんせさきのTikTokで俺の俺は痛いほど立っている
恥ずかしくて見られたくない俺は彼女の携帯に充電器をさし運転席に座った
話し合いは彼女が起きてからでもいい
そう思った俺はスタバに行きドライブスルーで2つ分のドリンクと少しの軽食を買いホテルに向かった
ホテルに着く頃には少し治まっていてホッとした俺はあなたの下の名前を起こす
シートベルトを外しホテルに入る
俺が買ってきた軽食をきらきらと輝いた目でみるあなたの下の名前は可愛すぎてまた立ちそうだった














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!