人形キルゲーム…はじまりはじまり
人形キルゲームとは!
このお屋敷で行われるデスゲームだよ!
参加者は、「人形」と呼ばれるよ!
ルール違反したらぬいぐるみに殺されちゃうから気をつけてね!
ゲームマスターへの攻撃は禁止だよ!
ぬいぐるみを自分から離すのも禁止!
脱出したかったらこの中にいる仲間の誰かを殺そう!
期限?そんなの知〜らないっ!僕が満足したら出してあげようかな〜?なんてね!
誰かが仲間を殺したら、殺した人形を探そう!
人形キルとーくという時間で、殺人を犯した人形を探そう!
人形キルとーくで、殺人がバレてしまった人形は、売り出されます!
バレずに人形キルとーくの時間をやり過ごしたら人形は売り出されないから安心してね!
あはは、長くなっちゃったね!
ルールはこれで終わり!それじゃあ頑張ってね!
あのあと、ゲームマスターはすぐに消えてしまった。
広場に残ったのは死んでしまった強廻と、ゲームの参加者……人形である俺等が残された。
赤閉は強廻の方を見た震えていた。
みんな汗がすごかったり、震えていたり…。不安そうだった。
もちろん俺も怖い…
嬉々路はまさか誰かをもう頃好きでいるのか!?
強廻が死んでしまったのがこのゲームが本当に起きているということ証明する証拠だ。
野病もその瞬間を見ている。このゲームをそれでも信じないというのか?
なんなんだこいつ…
みんなもう精神が不安定になってる…
そりゃそうだよな…だって強廻が目の前で…
部屋に戻った後も、強廻が死んだ瞬間がフラッシュバックしていた。
嫌だ…嫌だ…忘れたい。
俺等は何でこんなことに…
怖い。もしかしたら、あと数日後に死んでるかもしれない
そう考えると、涙があふれてきた
涙を何度拭っても溢れてくる。
俺は部屋の隅にしゃがみ込んで、静かに泣き続けていた…。


























編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!