2人がまだ学生の頃のお話です🫣
長いよ!!ごめんね!
出会ったのは中学生の頃。
中学3年生に進級するタイミングで転校した僕。
興味なさげな拍手と、異物を見るような目線がきつい。
僕は、クールだけど目立ちたがり屋というめんどくさいキャラだから、実行委員とか絶対しないタイプだ。
でもそういうのが好き?得意分野の子はいる訳で。
この人は多分"陽キャ"だ
喋ってわかったこと。
いい人なのは分かるけど、関わることはない人種。
無理っていうか、あわない
いい人なんだろうけどね、?
そろそろ新しい学校生活にも慣れてきた6月。
いつも通りに昼休みを過ごしていた。
こういう話振ってくるところとかね。
正直聞いてないし。
2学期に入ってすぐの修学旅行での出来事がきっかけだった。
彼女はいつも通りで、その周りの人達もハイテンションのままスタートしたと思っていた。
ホテルに着いたとき、少し元気がない気がした。
お風呂の時間になって、女子たちが数人部屋に戻っている。
苦手なあの子もいた。
いつもと違うのは、髪がちょっと湿っていてoffな感じだということ。
とか考えていたら友達の姿が見えなくなった瞬間、その場に彼女が座り込んだ。
僕は死角にいて、多分見えていないんだろう。
誰かくる気配もない。
立ち上がろうとした瞬間、よろけるあの子。
体には触れず声をかける。
多分この子は人に弱さを見せることが苦手なんだろうな。
どこか僕と似てるな、なんて考えてしまった。
一歩踏み出してみると、膝がかくっとなってつまづきそうになっている。
きつさで泣いているのが分かる。
今まで苦手で極力関わりたくないと思っていた子の弱い部分を見て、ちょっとだけ興味が湧いた。
そのあとは彼女を先生に預けてお風呂に入った。
あのことは暗黙の了解で2人の秘密。
多分仲良いメンバー以外知らない。
これがあなたに興味を持った最初の出来事。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。