第20話

S h o r t . 2️⃣
838
2024/03/03 10:32 更新
2人がまだ学生の頃のお話です🫣

長いよ!!ごめんね!
出会ったのは中学生の頃。
中学3年生に進級するタイミングで転校した僕。
元貴
はじめまして、大森元貴です。
元貴
𓏸𓏸中から来ました。
元貴
よろしくお願いします
興味なさげな拍手と、異物を見るような目線がきつい。
僕は、クールだけど目立ちたがり屋というめんどくさいキャラだから、実行委員とか絶対しないタイプだ。
でもそういうのが好き?得意分野の子はいる訳で。
あなた.
え、大森くんって50m走の記録何秒?
元貴
6.8ぐらい、?
元貴
多分だけどね
あなた.
え!めっちゃ早いじゃん!
あなた.
このリレー走るところ、どこがいい?
あなた.
足怪我してるから距離短いところの方がいいか。
元貴
うん
この人は多分"陽キャ"だ
元貴
(苦手、)
あなた.
でもどこでもいいよ!
あなた.
それに合わせて組み替えるし
元貴
あ、ありがと
元貴
じゃあ、ここで、
あなた.
りょ
喋ってわかったこと。
いい人なのは分かるけど、関わることはない人種。
無理っていうか、あわない
いい人なんだろうけどね、?
そろそろ新しい学校生活にも慣れてきた6月。
いつも通りに昼休みを過ごしていた。
あなた.
だから絶対お前無理だってwww
Friends
は??絶対いけるし??
あなた.
その自信謎すぎwwwwww
Friends
ねぇ?大森くん
Friends
私絶対次のテストで450いけるよね?
元貴
あ、うん、
Friends
ほらー!
あなた.
気遣ってくれただけw
こういう話振ってくるところとかね。
正直聞いてないし。
2学期に入ってすぐの修学旅行での出来事がきっかけだった。
Friends
やばい楽しみすぎる
あなた.
それな??
彼女はいつも通りで、その周りの人達もハイテンションのままスタートしたと思っていた。
Friends
着いたー!
Friends
あなた行くよーー
あなた.
あ、うん
ホテルに着いたとき、少し元気がない気がした。
お風呂の時間になって、女子たちが数人部屋に戻っている。
あなた.
あ、ちょっと用事あるから先に部屋行っといて!
Friends
早く戻ってきてよー?
あなた.
分かってるー笑
苦手なあの子もいた。
いつもと違うのは、髪がちょっと湿っていてoffな感じだということ。
とか考えていたら友達の姿が見えなくなった瞬間、その場に彼女が座り込んだ。
あなた.
はぁ......っ、
元貴
(え、無理きまずい)
僕は死角にいて、多分見えていないんだろう。
誰かくる気配もない。
あなた.
きっつ、
立ち上がろうとした瞬間、よろけるあの子。
元貴
(行くしかないよな、)
元貴
大丈夫、?
体には触れず声をかける。
あなた.
あ、、
あなた.
うん、!大丈夫だよ笑
あなた.
ありがとごめんね
元貴
体きつい?
あなた.
ううん!
多分この子は人に弱さを見せることが苦手なんだろうな。
どこか僕と似てるな、なんて考えてしまった。
元貴
立てる、?
あなた.
あと5分休憩したら立てるかも、?笑
あなた.
大森くん今からお風呂だよね
元貴
(こんなときまで強がらないでいいのに、)
元貴
部屋まで送るから、背中のって
あなた.
え、大丈夫だよ、!
あなた.
1人でも歩けるし笑
一歩踏み出してみると、膝がかくっとなってつまづきそうになっている。
元貴
ほら、もうとことん弱っていいから。
あなた.
んっ、、ごめん、
きつさで泣いているのが分かる。
今まで苦手で極力関わりたくないと思っていた子の弱い部分を見て、ちょっとだけ興味が湧いた。
あなた.
ごめんね、重いよね、
元貴
あんまり
元貴
女子ってみんなこのくらいしかないの?
あなた.
わかんないけど、私は多分平均より下だと思う
元貴
そうなんだ、
あなた.
眠いんだけど、
あなた.
寝ていい、?
元貴
いいけど、落ちないでね
あなた.
努力します
そのあとは彼女を先生に預けてお風呂に入った。
あのことは暗黙の了解で2人の秘密。
多分仲良いメンバー以外知らない。
これがあなたに興味を持った最初の出来事。

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