第14話

♡12.
412
2025/12/05 13:51 更新









lrn
 そういえば聞いて、この間
 営業部で売り上げトップとった 
lrn
 凄くね? 









   食べ物をあらかた食べ終わると、
   ローレンくんはそんな話をし始めた。

   ローレンくんが褒めて貰おうと
   するなんて珍しいな









あなた
 えっすご !!     
あなた
 トップって五木さんも 
 抜かしたってことだもんね 
あなた
 流石だねぇ 

lrn
 んふふ…      
lrn
 すごいっしょ 









   いつもより素直なローレンくんに
   違和感を覚える。
   
   もしかして今ローレンくんが
   飲んでるのって…

   お酒?









あなた
 ローレンくん今何飲んでるの? 

lrn
 あーカシオレ 

あなた
 カシオレ !?     
あなた
 カシオレなんて 
 私とほぼおんなじじゃん !!

lrn
 酒弱いからしょうがないじゃんか 
 あなたさん〜

あなた
 だる絡みうざいいい 









   おそらくカシオレを飲んでいるから
   酔っているのだろう。

   いつもより素直でニコニコしている
   ローレンくんをかわいいと思ってしまう。


   また新たなローレンくんを
   知ってしまった。

   その事実を自覚し、
   胸の鼓動が速くなる。










lrn
 頭痛い助けてあなたさん 

あなた
 ごめん助けない 

lrn
 助けないマ? 

あなた
 オレンジジュース馬鹿にしてきた
 くせにさ、自分もおんなじようなの 
 飲んでるからだよ !!

lrn
 んーーーー、
 これは言い返せないわ 
lrn
 悪かった悪かった 
lrn
 だから助けて? 

あなた
 やーだね 

lrn
 んもぉぉぉ 

あなた
 あのねぇ、私が思うのはね 
あなた
 なんで自分でお酒弱いの
 わかっといて飲むかな !?

lrn
 ちょっとあなたさんとの 
 飲みがおもろすぎて 

あなた
 ふーん…     









   こんな言葉にドキドキ
   嬉しくなっている自分は単純だ。









あなた
 でも自己責任だからね !!     

lrn
 なんでそんなこと言うんだよぉぉ 









   そういうとローレンくんは
   涙目になりながら上目遣いをしてくる。

   様子がおかしい。

   …ほんとに辛いのかな ?









あなた
 ごめん言いすぎちゃった 
あなた
 ほんとに大丈夫 ?     

lrn
 あなたさん…     

あなた
 なに? 

lrn
 こんな弱い俺見て失望しちゃった…? 
lrn
 ごめん、いつもはあなたさんに 
 かっこいいって思ってもらえるように 
 頑張ってんだけど 

あなた
 えいきなりどうしたどうした 









   これ多分、お酒回ってるんだよね…?

   ローレンくんお酒酔うと
   こんな感じなんだ

   このローレンくんを知ってる人は、
   この世に何人いるのかな

   
   …私だけだったらな、なんて









あなた
 ふふ 
あなた
 ローレンくんさ、
 それ私にかっこいいって 
 思ってもらいたいってことじゃん 

lrn
 そうだけど ?     









   甘えていたローレンくんから
   一変してガチトーンで言われ、
   一気に心拍数が上がる。

   そういうとこ、ほんとにずるい















   数時間後









.
 ありがとうございました〜 

あなた
 ローレンくんごめんね
 払ってもらっちゃって…

lrn
 俺はごめんより
 ありがとうが聞きたいわ 

あなた
 ありがとうございますローレン様 !!!     

lrn
 ギッw     
lrn
 あなたさんまじおもろいわ 

あなた
 なんかもうすっかり酔い覚めたね 
あなた
 ローレンくんさ、
 自分が何言ってたか覚えてる? 

lrn
 ガチやめて 

あなた
 あ覚えてるんだ笑笑     
あなた
 そうだよそうだよ、 
 君めちゃくちゃ素直だったんだよ〜 !?

lrn
 あ、無理無理えぐいえぐい 

あなた
 へっ、形勢逆転だね 
あなた
 いっつも私を
 煽り散らかしてるからだよ!! 

lrn
 さーせんした!! 
lrn
 許してくださいお願いします 
 あなたパイセン 

あなた
 まぁ許してあげるとしますか 
あなた
 私の脳裏には一生刻まれ続けるけどね 

lrn
 うん一旦記憶消すか?普通に 

あなた
 ありがと一生覚えてるね 

lrn
 んふふw     
lrn
 おし、じゃあそろそろ 
 遅いし帰りますか 
lrn
 家まで送ってきますよ 

あなた
 うん、ありがと !!     









   やっぱりローレンくんは優しい。

   ローレンくんの優しさに
   触れた嬉しさと、
   楽しかった時間が終わる切なさが
   複雑に交わる。

   私がローレンくんと会えるのも、
   いつか終わってしまうのだろうか。

   
   そうだ。

   ローレンくんに彼女ができたら、
   喫煙所で2人きりなんてありえない。




   複雑な感情が絡まる中、
   心が吸い付かれるように
   ローレンくんの大きい背中についていった。












   このお話、儚くて切なくてとっても素敵です😿💖
    私、リアルな心情・距離感が大好きで
    自分自身の小説もそれを目標にしています。
    こちらの作品、本当に私の理想にピッタリで、
    好みドストライクでした !!
    リアルで儚くて切なくて心揺さぶられるお話です。
    ぜひみなさん読んでみてください 💖







ハチビロコ
ハチビロコ
 ありがとうございます、 
 大感謝です😭😭💞

    もう難しすぎて自信喪失です…😿
    感想等ございましたら💬お待ちしております !!
    モチベになります💖


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