第36話

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2026/02/06 08:30 更新














あの後二人で雑談したり、映画を見たりして
貴重なオフの時間をゆっくりと過ごした。







あなた
それじゃあ、また。
山内
うん。また休みあったら教えて?
山内
今度は俺がそっち行くよ
あなた
……待ってますね






















新幹線に乗る。






他の人と比べて大きな背は目立つ。





優しくて、いい人だなぁ。







つくづくそう思う。





















帰ったらまた"いつも通り"が始まる。


























































父さんの行方は分かっていない。









母さんが荒れて連絡を取らなくなったためだ。








いつか会うことになるのかもしれない。









でも、なんだか会いたくない。













こんな風に冷たくなってしまった俺と会っても
面白くないだろう。






母さんの血を受け継いでいること自体が
憎らしく思う。














あなた
はぁ…………











ため息がひとつ零れる。











今までの嫌なこと、全部消えたらいいのにな








あなた
かなと…………




































































俺の家に帰ってきた。





大学から近くも遠くもない。








広くも狭くもない。









ごくごく普通のマンション。







鍵を開けて家に入る。








疲れた体をどうにか動かしながら夜ご飯を食べる。









適当に付けていたテレビにはバレーボールの
ことが取り上げられていた。
























あなた
奏叶は、プロになってたら
あなた
どんな選手になってたのかな。






独り言は静かな部屋に消える。






あなた
お前と一緒に、もっとプレーしたかったよ、俺は。
あなた
叶わねぇ夢だけどよ。










手を伸ばしても届かない夢。











叶うことの無い願い。



















いつか、死ぬまでアイツとバレーをしていたい。









これは、依存ですか?





ちょっとこの話方向性迷子すぎ……w

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